知っとっけ?ブログ

「不祥事」はその後の対応が問われる


毎年のように報じられる企業の「不祥事」は後を絶つことなく、やれガバナンスだ、コンプライアンスだと叫ばれても減ることはないように思えます。
2017年をとっても、電通の過労死問題、富士ゼロックスの不正会計問題、日産自動車の不正車検問題、神戸製鋼の検査データ改ざん問題など世界に名だたる名門企業の不祥事が目立ちます。特に今年は多いのかな?と思いきや、そういうわけでもないようです。新聞やマスコミが騒ぐのは一部の大企業、つまり氷山の一角であって、「不祥事」というには些事と思われるグレーなものも含めば相当な数になると思われます。

企業活動は、社会貢献と言えば聞こえはいものの、強豪とシェアを奪い合う血生臭い戦いを繰り広げているのが現実で、法に触れない、もしくは明るみにならないレベルで、えげつない手口を使ってでも勝ち抜きたい、目標を達成しようとしてる企業が圧倒的多数です。偉大な経営者が著した経営哲学を見れば、それこそ究極の理想を体現した会社像が描かれていますが、あくまでそれは理想。自由と博愛を体現したと言われるフランス人権宣言も、血みどろの戦いを繰り広げたフランス革命がベースにあったのと同様に、企業の生き残りを賭けた戦いもそう甘くはないようです。

Xerox
Xerox / switchstyle


であるならば、もちろん許されるものではありませんが、企業の不祥事は起こるべくして起こると考えることはできないでしょうか。きっかけは些細な取り繕いだったかも知れません。会社を思う余りのちょっとした数字の書き換えだったかも知れません。しかしそれは瞬く間に大きな問題となっていくのです。

企業の不祥事が報じられた際、有識者が「コンプライアンス意識の欠如」「ガバナンスが機能していない」などもっともらしいコメントを述べます。もちろん正解です。しかし、企業勤務の経験のない学者や評論家のコメントにそれに至った経緯やドロドロした人間ドラマなどに思いを巡らす想像力は働きません。一方的に社会悪だと断罪して得意顔をするのがせいぜいでしょう。

もちろん、不祥事を肯定するつもりはありませんし、不正や違法行為の類はあってはなりません。しかし、過酷な戦いを繰り広げる企業においては、どんなに気を付けても「不祥事」は起こりうるのです。もし、「うちは社員教育は行き届いているので不祥事は起こりません」「うちは経営理念が浸透しているので不祥事は起こりません」と言うのなら、それは経営陣が作り上げたファンタジーに過ぎず、裏では握りつぶされて表に出ない数々の不祥事があることを社員はとうに見抜いているはずです。

不祥事の芽を摘むことは大事です。そして起こらないようにすることも大事。しかし、行われる対策は臭いモノに蓋をする対処療法に過ぎず根本的な解決を図る余裕も予算もないのが現実です。ですからコップから水があふれるようにいつかは白日の下に晒されることになるのです。

したがって、不祥事が明るみになったときこそ抜本的な改善のチャンスであり、大ナタを振るうことによって一時的に大きなダメージを受けるものの、長期的に見れば成長カーブを大きくすることにも繋がるのです。問われるのはその後の対応なのです。







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