知っとっけ?ブログ

「自分の言葉」で語らなければ説得力がないと思う


「校長先生」は言うまでもなくその学校の教職員の頂点に立つ人物。教育者という聖職に就く者たちをまとめ上げるだけの人望、人格、風格を持ち合わせていなければ務まるものではないでしょう。また、教育現場と言えども組織特有の不毛な権力闘争とは無縁の筈はなく、いち教員が校長という地位を手に入れるまでには血の滲むような苦い経験と修羅場を潜り抜けたに違いありません。恐らくそれなりに手を汚している人もいると思われます。

ただ、そんな「全校の尊敬を一身に集める」校長先生のお話が実に面白くないと思っている人は多いのではないでしょうか。少なくとも私の通う学校に君臨していた校長先生の多くは、決して話下手な方ではありませんでしたが、全校集会のお話などで心を揺さぶられたことはありませんでした。

校長先生の話はつまらない
校長先生の話はつまらない / masahiko


これはあくまで私の主観に過ぎません。話上手でかつその内容が面白い校長先生ももちろん沢山いらっしゃることは承知です。でも私の経験も含め、周囲からもよく聞くのです。「校長先生の話が面白くない」と。校長先生のお話がなぜ面白くないのか?それは、「学校講話大全」という話のネタ本があるからではないかと思うのです。

校長先生の仕事は生徒や保護者が見ているよりも遥かに多忙で、実際教育者らしく生徒と接することのできる時間はわずかです。にも拘わらず、生徒の前では校長としての威厳が求められるという冷静に考えれば無理難題を押し付けられているのです。それゆえに、校長先生が校長先生としての威厳を保つべく、十分に吟味された話のネタがこの本にはぎっしりと詰まっているのです。

しかしながら、学校講話大全のネタはあくまで借り物。校長先生が自ら体験したほどの臨場感を以って伝わってはこないのです。自身の言葉になるほど練習ができなかったのかも知れません。話の内容はきっと面白く、ためになることだったと思います。しかし、思い出そうとしても思い出せず、貧血で倒れる女子生徒が続出する校長先生のお話が、瑞々しさを感じないのは、間違いなく自分の言葉で語っていない説得力のなさに尽きると思うのです。もちろん校長先生には何の罪もないのですが…


「自分の言葉」で語らなければ説得力がないと思う


私たちは歴代の校長先生から「『自分の言葉』で語らなければ説得力を持たない」ということを痛いほど学んでいるはずなのです。これを自身の経験に当てはめれば、自分の言葉でない借り物の言葉で人の心を動かせたことがあったでしょうか。

ある商品を触れもせずに先輩や上司の見よう見まねで売ろうとしたって売れすはずはありません。それは、校長先生の話が面白くないことを野生の勘で見抜いたように、その商品知識が浅はかなことをお客様は当人が思う以上に鋭く見抜いているのです。

私が以前にお世話になって会社は社員教育に力を入れており、日をまたいで長時間にわたる研修会も実施するなど業界でもその名が知れ渡っていました。様々な講師の方々から受けるお話には新たな知己や気付きがあり、社会人としての私を形成した要素のひとつになていることは間違いありませんが、ある…といいますが、何名かの講師の方に見られる自身の講演の権威付けのために用いる「偉人の言葉」が出ると、却って講演の中身が軽くなってしまったような思いに囚われたものです。当人は決めゼリフを放ったかのようなドヤ顔なのですが、以降の話が私の頭に入っていかない経験をしたことがあります。

「偉人の言葉」が強力な説得力を持つのは言うまでもありませんが、使い方を誤れば、「自分の言葉」で語るという、聞き手にとって最も説得力のある手段を軽視してしまうことにも繋がりかねないのです。成功を手にしたのも壮絶な困難を乗り越えたのも、偉人の言葉ではなく、あなたが成したことなのです。だからこそ、自分の言葉で語ることに意味があるのです。









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