知っとっけ?ブログ 震災関係

【不謹慎狩り】著名人だからこそできることがあるのでは?


4月14日の熊本での地震から10日。依然として余震の頻発する状態は続いており、被災地では自衛隊をはじめ懸命の復旧活動が行われています。犠牲となった方々に哀悼の意を表するとともに、被災者の方々にお見舞い申し上げます。

5年前の東日本大震災がそうであったように、今回の熊本の地震も「想定外」であったと言われています。いずれ起こるであろう東南海地震との関連性は少ないと発表されているものの、自然災害ばかりは現代の科学の力をもってしても信頼に足るものではなく、「備えあれば憂いなし」の言葉の重みを改めて痛感しています。

今回の地震では、著名人の熊本地震に関するブログやツイートが「不謹慎」の名のもとに炎上するなど、被災地や被災者の思いとはあまりにかけ離れた話題が駆け巡りました。例えば芸能人であれば、何か行動を起こせば売名行為と言われるのは仕方のないことです。しかし、それは社会への影響力が大きな証拠でもあります、ですから、遠慮せずに被災地や被災者に思いを馳せればいいのです。時間があるならば駆けつけて被災者を励ませばいいのです。お金があるならば寄付すればいいのです。たとえ「売名行為」「不謹慎」と言われても、その行動によって救われる人が沢山いるわけですから、過剰に気にする必要はないのではと思います。

だって、私が励ましたところで誰が喜ぶでしょうか、私が金銭的にどれだけの援助ができるでしょうか。重機も触れないおじさんが被災地に駆けつけて何ができるでしょうか。
著名人だからこそ、できることがたくさんあるのです。


プロゴルファーの大山志保さんが、優勝賞金を被災地に寄付


4月24日、フジサンケイクラシックを制したプロゴルファーの大山志保さんは、熊本地震の被災者支援のため、優勝賞金1440万円を全額寄付する意向を示しました。

大山プロの決断は手放しで素晴らしいと思います。大山プロは高校時代を熊本で過ごしたそうです。そん中でも平常心を保ち、逆に力に変えて優勝を勝ち取った大山プロの精神力に感服します。大山プロの優勝は熊本の方々に勇気を与えるでしょうし、優勝賞金を全額寄付ですから、その喜びもひとしおだと思います。

大山プロの好感度はこれで大幅に上がりますし、女子プロゴルフ界ではベテランの域にありながらもコンスタントに勝ち続けていれば新しいスポンサーが就くかもしれません。新しいスポンサーを獲得できれば、ツアーの優勝賞金を遥かに上回る莫大な金額を手にすることができます。気迫の優勝、優勝賞金全額寄付といった「無私」からくる好意によて結局は本人が最も得してしまうという事態も起こりかねないのです。でも、これを「売名行為」という人は誰もいないでしょう。


東日本大震災で復興支援に当たった杉良太郎さんの毅然とした態度


国内外を問わず様々な慈善活動の実績で知られる俳優の杉良太郎さんが、東日本大震災が起こった際もいち早く被災地にかけつけ、ボランティア活動を行っていた際に、心ない記者の質問にこう答えたそうです。

記者
「偽善とか売名と言われることもあると思いますが…」

杉さん
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ」

杉さん(寄付したくてもできないという人に対して)
「福祉をやるには確かに時間とお金がかかる。特にお金がないと見栄えのいい福祉はできません。でも、お金がない人は時間を寄付すればいい。お金も時間もない人は、福祉に対する理解を示し、実際に活動をしている人に拍手を送るだけで十分。それでもう立派な福祉家なんです。福祉ってそういうもんです」



いや~カッコよすぎる。福祉の理想と現実、本音と建前、清濁併せ呑んだ上で行動を起こしている杉良太郎さんを心から尊敬します。暖かい心をもって、自身の影響力や資金力をしっかり理解した上での活動に、外野が何を言おうとどれだけの人が救われたことでしょうか。杉様の前にあっては「不謹慎狩り」など単なる便所の落書きに過ぎないでしょう。

著名人の方々もそれが腹黒い売名行為ならば問題(とは言っても読者はバカではありませんから瞬く間に見抜くでしょう)ですが、大部分の方が未曽有の災害に心を痛め、自分にできることはないかを考えているはずです。しかし、今回の一連の「不謹慎狩り」に傷ついたり、自粛している方も多いかも知れません。でも、皆さんの絶大な影響力を今こそ示してほしい。あなたの「あたたかい励まし」を心から待ち望んでいる人が被災地にきっといると思うのです。








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【4.14】熊本地震~心からのお見舞いと一日も早い復興を


東日本大震災から5年、未だ震災の傷は癒えることなく東北は復興の道半ばです。そんな中、またも熊本で大きな地震が発生し甚大な被害が出ています。

2016年4月14日21時26分、熊本県を震源とするM6.5の地震が発生しました。最大震度は益城町で記録した震度7。実はこの地震は16日未明に発生した地震(本震)の前震と言われ、依然として大きな余震が続いている状態です。

この地震で犠牲になった方々に哀悼の意を表すると共に、被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。微力ではありますが、今後熊本地域の復興にお役に立つことができれば幸いです。


通信手段の発達が却って現場を混乱に陥れている


今回に関しては、これまでの大地震のときと比べると、初動も早く阪神淡路大震災や東日本大震災での教訓が十分に生かされているように感じました。しかし、ライフラインや交通は寸断され、水や食料が不足している被災地にわれ先と乗り込んで却って復興活動の妨げになっている人や団体が相も変わらず存在しているようです。中には「居ても立っても居られない」「被災地のために何かしたい」という心からの善意溢れる行動である人もいるようですが、その「善意」が受ける側にとっては「大迷惑」となることもありますので、もし被災地のために働きたいのなら、被災地に赴くタイミングに注意を払う必要があると思います。

また、今回の地震では東日本大震災でその存在が大きく広まったTwitterやFacebookなどのSNSが却って現場を混乱に陥らせている感が否めません。SNSは東日本大震災のときがそうであったように、たの通信手段が全てダウンしてもしっかりと機能し、多くの人たちの安否確認や情報拡散に役立ちました。もちろん今回も被災者の安否確認など少なからず活躍したとは思いますが、情報が錯綜し過ぎた感は否めません。

熊本地震と東日本大震災との違いは、熊本地震は被害が山岳部にも広がっていることです。津波ではなく土砂災害によって橋が崩落したり、道路が寸断されたりして幾つかの集落は孤立し、不安な時間を過ごすことを余儀なくされています。しかし、完全に確かな情報でもないのにも拘らず、SNSで情報を拡散することは過度に不安を煽り、被災地をパニックに陥れてしまいます。
報道機関もどうやらSNSで発信された「生の声」をキャッチし、予算に物を言わせて被災地をヘリコプターで飛び回っているようですが、彼らの報道は使命であり義務であるにしても、がれきの中で助けを待っている被害者の方々の声を遮るほどの過度の取材は慎んで欲しいと思います。

こういった大災害が発生した際、現場の方々が欲しがるのは衣食住の他に「情報」です。通信手段の発達によって情報入手や発信が容易にできるようになったのはありがたいですが、今回はそれが裏目に出ているケースが少なからずありそうです。

災害救助の場合は、いくら精鋭で大規模な救援部隊を送り込んだとしても、全ての作業が一斉に行われるわけではありません。人命救助を急を要する人が最優先であり、そこには厳密に優先順位が付けられます。余計な情報が入るとその優先順位に狂いが生じ、救える命も救えなくなる恐れも十分に考えられるのです。


身近な人や知り合いなど安否確認ができたら、自己判断をして騒ぎ立てることはせず、専門家の調査と政府の発表を待つ。人命救助やライフラインの復旧はプロがやるべき仕事ですから、「居ても立っても居られない」「被災地のために何かしたい」人は三列目から適切なタイミングをうかがうべきだと思います。少なくとも善意が「迷惑」となる事態だけは避けなければならないのです。





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【雑感】東日本大震災からもうすぐ5年


2011年3月11日は、直接の被害を受けていない私にとっても忘れられない、そして決して風化させてはいなけい記憶です。津波に襲われた東北地方の被害に心を痛め、日本終焉の恐れさえもあった東電福島第一原発の事故に恐怖を覚えたこと、そして商品の買い占めや、西日本や国外への避難者が殺到するなど日本人の心が少なからず乱れたことなどが生々しく思い出されます。

1995年の阪神淡路大震災が、建物の耐震基準を見直す契機となったのと同様に、東日本大震災も地震への備え、津波対策、エネルギー政策を国民にとってより安全な方向に働く契機となることを願ってやみません。
今後30年以内に首都直下型地震が起こる確率は70%以上と言われています。さらに、東南海地震の危険度が高いことは周知のとおりです。未だに記憶に新しい東日本大震災は、それらの地震とは順番が前後したに過ぎません。
過去の地震の教訓を生かし、今後来るかもしれない地震で同じような被害を食い止めることこそが、先の震災で犠牲になった方への供養になると思います。

被害の大きかった東北地方では被災者の「心の復興」はまだまだだと思いますが、被災地の復興は着々と進んでいるようです。東北以外でも、来るべき大地震に備えて公共施設の耐震工事を急ピッチで行う自治体も出てきました。「遅々として進まぬ」という厳しい意見もありますが、先の震災の教訓は少なからず全国に広がっているようです。
昨年、ついに着工した中央リニア新幹線も、東南海地震の被害想定域を横断する東海道新幹線の代替路線という意味合いもありますし、用地買収の都合の方が大きいのでしょうが、路線の8割以上がトンネルということは、地震対策も兼ねているのです。

先日我が家に「調布市防災マップ」が届きました。昨年末に送られてきた「東京防災」と合わせて我が家の防災ガイドラインが2つ揃いました。もし、身近で大きな災害があった場合は、まずは人命優先、家族の無事を確認し、次は人に迷惑をかけない…、できる限りの備えができればと思っています。

2016030701.jpg


やっぱりあの日のことを「忘れないこと」


ここ数週間は、どこかしらの局で東日本大震災関連のニュースやドキュメントが報道されています。思い出したくはないこともあるでしょうし、報道自体に関心がない人もいるかも知れません。しかし、風化させないためには節目節目で震災を振り返り、来るべき災害の被害を最小限に防ぐことに繋げていかなければならないと思います。
300万人を超える日本人が犠牲となった、あれだけの大事件だった太平洋戦争でさえ、70年が経ち戦争を知らない世代が多くなると風化してしまうのです。「喉元過ぎれば…」という言葉があるように、記憶を風化させることにより人間は耐えがたい苦しみや悲しみを乗り越えてきたのかも知れません。しかし、風化させてしまえば、後代の人たちに同じ悲劇を味あわせてしまうことになるのです。

やはり大事なことは、あの震災を忘れないこと、語り継いでいくことに尽きるのではないでしょうか。3月11日は、私が働く職場では東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を込めて14時46分に黙祷を捧げることになっています。個人的には、年に1回でもあの日のことに思いを馳せ、記憶を風化させない誓いを立てようと思っています。






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3月11日の記憶~東日本大震災から4年~


この時期は、様々なことに思いを馳せる機会があります。3月10日は東京大空襲から70年、そして翌11日は東日本大震災から4年を迎えました。犠牲者の方々のご冥福をお祈りすると同時に、未だ厳しい生活を強いられている被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。

The Japanese Newspaper today (1)
The Japanese Newspaper today (1) / pinboke_planet


「喉元過ぎれば…」という言葉があるように、どんなに凄惨な出来事も時間によって風化していきます。でも、二度とこのような惨禍を広げないためにも、風化という力に抗わなければならないのだと思います。
東日本大震災の遥か前からも日本は地震国であったし、地震や津波の災害を何度も経験してきました。それらの記憶が克明に記されているにも関わらず、その教訓が生かされなかったことで被害を大きくしてしまったことは否めません。日本では遠からず再び震災がやってくるでしょうし、大きな自然災害も経験するかもしれません。その時に私たちが生き延びる拠り所になるのが記録であり教訓なのです。
震災の記憶は、私たちが後世に残すことのできる教訓です。終生忘れることなく語り継いでいきたいと思います。

原発問題は未だ解決を見ず…


震災によって起こった東電福島第一原発の事故は世界中に大きな衝撃を与えました。大きな混乱の中、消防隊や自衛隊をはじめとする関係者の必死の努力によって最悪の事態は回避され、事故現場は廃炉に向けて作業が行われています。

Usina nuclear de Angra dos Reis
Usina nuclear de Angra dos Reis / Rodrigo_Soldon


これだけの大事故が起きた事実、いざ将来も現事故が起きた場合の被害を考えるとゆくゆくは原発抜きのエネルギー政策を考えなければならないのは自然の流れだと思います。しかしながら、国内の原発を一気に全て停止してしまったがために火力発電などの「高くつく」エネルギーに切り替えた結果、大量の富が流出する結果となっています。

景気回復や東北の復興と声高に叫んでも財源がなければ全て成り立たないわけで、「原発ダメ、景気回復しろ」と叫ぶのはちょっとどうなのかかと思ってしまいます。

先日、ドイツのメルケル首相が来日し、原発反対論者からは「脱原発を進めているドイツを見習え」という声が聞かれますが、ドイツの脱原発は現在稼働中の原発は寿命が来るまで使い続けますし、脱原発推進による燃料費高騰、富の流出が問題視され、有効な手を打ててはいません。地球温暖化阻止などというかつてのトレンドはどこ吹く風という感じになっています。「脱原発」もそんなに安易なものではないのです。

naoetsu-powerplant
naoetsu-powerplant / DaisukeYamagishi


ですので、国内の原発は耐用年数までは使い続ける。そしてその間に再生可能エネルギーなどの代替エネルギーの研究を進め実用化していく、そして徐々に原発依存度を少なくしていくゆくゆくはゼロにするのがより現実てきではないでしょうか。「もし事故がおきたらどうするの」という意見もありそうですが、それは「交通事故にあるから外出しない」のと同じレベル、また飛行機事故があったからといって世界中の飛行機が飛ぶのを止めるでしょうか?というのと同次元です。

ひとまずは原発再稼働。富の流出を抑え、国力低下を防ぐのが最善の策ではないかと考えています。

「脱原発」という名の政権批判が蔓延っている


最近のイスラム国による邦人人質事件にしてもシリア渡航を目論んだ自称ジャーナリストの旅券返納命令にしても、「政府の対応が悪い」とか「渡航の自由の侵害だ」など一部マスコミ、メディアでの政権批判が相次ぎました。中には、集団的自衛権の閣議決定が関係しているという識者もおり、結局は安倍政権批判のネタになっている感が否めません。

7.29脱原発国会大包囲23
7.29脱原発国会大包囲23 / midorisyu


人質となった後藤健二さんの実母、石堂順子さんも記者会見で「脱原発」の話をしたことは記憶に新しいですが、彼女は裏で社民党と繋がっていることを考えると、何だかんだと政権批判をしたい意図は見え見えです。

「脱原発」を訴える方々の中にも、その意図が見え隠れすることが少なくありません。少し前は、地球温暖化に関心を持っていてCO2削減を盛んに訴えていた人が今や反原発の急先鋒。CO2を減らすということは現状では原発依存度を高めること、ですからこの方々は震災で180度変わってしまったのですね。
彼らは、東北の復興がなっていないと言います。しかし、原発は危ないだの何ベクレルは危険だの言って風評被害を広げたのはほかならぬ彼らです。科学的根拠のない原発の危険性を訴えれば訴えるほど、東北の風評被害は広がっていくのです。
というよりは、原発事故で脱原発への関心が高まっているとことに、左翼と呼ばれる人たちが入り込んだではないかと思われます。彼らの反戦、護憲といった常套句に最近は反原発が加わりました。

一見もっともらしいこ言いながら、結局は政権批判をしたいのでしょう。彼らが政権を取ったらどうなるかは、民主党経験のときに痛いほど実感しています。



震災からの復興は道半ば。復興も地域によって格差があり、政権への批判の声もあります。東日本大震災は被害地域も広く、それぞれ独自の文化を育んでいた故に、復興ひとつとっても様々な意見が飛び交い、それだけでも大きな困難です。復興の大前提となるのが被災地に予算を回すこと、それには景気回復は必要ですし、「大企業優先」「大都市優先」と批判される経済政策もゆくゆくは「税収」となって地方にも還元されると思われます。ですのでなりふり構わず脱原発とかいう発想ではなく、もう少し広い視野を持って復興というものを考えて欲しいと思います。






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震災の記憶を風化させることなく~阪神淡路大震災から20年

2015年1月17日、死者、行方不明者6,437名を出した阪神、淡路大震災から20年が経過しました。犠牲となられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。
20年前と言えば、ほんの少し前に成人式を執り行った方々が生まれた年。倒壊したビルや高架、交通や水道が分断され燃え広がる火になす術もなかったあの日を実感を伴って経験していない人が次第に増えている事実を痛感しました。

当時、都内の大学に通っていた私は、学習塾の講師アルバイトの後の飲み会が長引き、帰宅した時間は朝の5時を回っていました。まだ夜は明けていませんでしたがテレビは年明けの浮わついた気持ちを引きずっているような緊張感のないニュースを垂れ流していました。
この数十分後、未曽有の都市災害が発生するとは夢にも思っていなかったことでしょう。そしてこの1995年にもうひとつ、日本を驚愕させるテロ事件が起こることも。

私は入浴を済ませ、束の間の睡眠を採るために万年床となっていた布団に潜り込みました。木造モルタル造りの古アパートの部屋は冷え切っていて蛍光灯を消すと吐く息がテレビの光に照らされて白く光っているのが分かりました。
阪神淡路大震災が起こったのは、私がテレビの電源を消そうとした5時46分のことでした。

兵庫県で強い地震があったことはどのチャンネルでも放送されており、この地震がただ事ではないことを物語っていました。1983年の日本海中部地震、1993年の北海道南西沖地震など甚大な被害が生じた地震では速報の時点でただならぬ雰囲気を感じ取ることができました。阪神淡路大震災も同様でした。

意識を失いかけていた私は地震速報と、テレビ局が独自に行っている電話取材などで明らかになる深刻な被害を聞き、完全に覚醒していました。

DSC00066
DSC00066 / Tomoharu Mogami


私が観ていた局では、当時ポートアイランドのマンションに住んでいたコメンテーターの生の声が電話で伝えられていました。私の記憶が正しければこんなことを言っていたと思います。

私がこれまで経験したことのない大きな揺れでした。
外を見ると、ところどころ地面から水が噴き出しています。液状化現象だと思います。これだけの揺れでしたので家屋や建物の倒壊もかなりの数に上ると考えられます。
そして、窓からは火の手が上がっている建物のもあります。

といった感じでしょうか。
特撮映画で怪獣たちに壊されるミニチュアの町ではなく、現実のコンクリートジャングルが無残に倒壊し、建物からはグニャリと曲がった鉄骨が露出し、周囲には大小のコンクリートやガラス片が散らばり、道路を塞いでいました。行く手を遮られた道路、破裂した水道管により消防が機能せず、各所で上がった火の手に人々はなす術がありませんでした。

建物の倒壊によって圧死した方も多数。もし建物の強度が高ければ救える命だったかも知れません。また、倒壊した家屋の下敷きになり、脱出できずに火災によって犠牲になった方の生きたまま焼かれる苦痛や無念さを思うと胸が痛みます。政府の初動が早ければこの方々の多くを助けられたかも知れません。

日本は災害大国ですから、過去の天災の記録も多数残っているはずなのに、あることを克服すればまたある災害が起こってしまう。震源となった兵庫県南部は当時はノーマークであったと聞きますし、まさか大都市を直撃するなんて夢にも思っていなかったと思います。
でも震災は起きてしまいました。「備えあれば憂いなし」とは言いますが備えても起きるものは起きる。日本で生きている限りいつでも被害者になる可能性はあるのだと肝に銘じなければなりません。

神戸ルミナリエ
神戸ルミナリエ / kubotake


局地的でかつ大都市を襲った大地震は、災害大国日本における備えの重要性を改めて感じさせるに至りました。
建物の耐震基準はより厳しくなり、既存の建物や橋梁も耐震強化が行われました。折からの不況ですから思うように進んでいない現実もあるようですが、阪神淡路大震災以降の地震では家屋の倒壊が大幅に減少しています。そして毎年この季節になると必ずと言って良いほど阪神淡路大震災に関する話題が取り上げられています。これは被災した兵庫エリアばかりでなく、マスコミにもこの震災を風化させてなるものかという気概を感じることができます。今年は20年ということでその機運も高まり、これまで沈黙していた著名人をこの件に関して口を開くようになりました。

再来月(3月)11日は東日本大震災から4年が経ちます。東日本の太平洋側を襲った巨大津波で多くの方々が犠牲となり、原発事故は日本のエネルギー政策の在り方に暗い影を落としています。

これまでも、そしてこれからも、何らかの災害に直面し、そのエネルギーの大きさになす術もなく立ち尽くす場面に出くわすことでしょう。恐怖や悲しみに打ちひしがれれる日々もあるでしょう。でもこれは日本で生きていくと同時に課せられた宿命のようなものだと思います。でもこれらの経験を風化させず、備えることによって、未知の苦しみや悲しみを少しでも軽減したり、未然に防ぐこともできるはずです。

一連の阪神淡路大震災の報道を見ていて、私も何かできないかと思ったので筆を執ってみました。






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