知っとっけ?ブログ テニス

テニスの15・30・40…のポイントはなぜそうなっている?

日本で数少ない世界的テニス選手だった伊達公子さんが現役復帰したことは当時大きなニュースとなりました。全盛期は国内では敵なし、グランドスラムを達成したシュテフィ・グラフ選手とも死闘を繰り広げ、その名声はテニス界ばかりでなく、日本のスポーツ界に多大な貢献を果たしたことは言うまでもありません。そこまでのキャリアを手にして「なぜ?」と思った人は少なくなかったと思います。


At Wimbledon / vic15


しかし、伊達選手は現役復帰以降周囲を黙らせるほどの結果を出し続けています。私はまともにテニスなどしたことはありませんし、好き好んで観戦することはないのですが、たまたまNHKにチャンネルを合わせたウィンブルドン選手権、伊達選手は、パワーを前面に押し出すプレイスタイルが有名なビーナス・ウィリアムス選手と手に汗握る死闘を繰り広げていました。年齢差約10歳、身長差は20センチ以上になり明らかに伊達選手は不利なはずですが、ウィリアム選手のパワーを封じ、コート内できりきり舞いさせるほどのうまさを見せていました。
試合はフルセットまでもつれ、試合が終わった頃は深夜になっていました。伊達選手は惜しくも破れましたが、私にとっては何事においても年齢を言い訳にしてはいけない、と勇気さえもらった試合となりました。


running / Marc Di Luzio


テニスと言えばどういうイメージを持つでしょうか。
現在はどうなっているかは分かりませんが、団塊ジュニアの子どもが多かった世代、大学に行くことはまるでレジャーランドに行くかのような風潮が少なからずありました。高校時代に遊びに来る先輩は何だかんだと大学生活がいかに楽しいかを熱く語っていたのを覚えています。
それは、概して学問を究める楽しみではなく、サークル活動や飲み会などといったお遊び系の楽しみの話ばかりでした。当時の私は、内心「いいなぁ」と思いつつも先輩の浮ついた姿をいいようには思っていませんでした。

そして私が大学生になる側となり、入学早々サークルの勧誘合戦が繰り広げていました。花形は何と言ってもテニスサークルでした。お揃いのスタジアムジャンパーを着た男女が、満面の笑みをたたえながら「サークル入りませんかぁ~」と声をかけてきます。田舎から上京してきたばかりの人間にとってそれは「楽しいキャンパスライフ」の姿そのものでした。


本日第二弾 / mersy


テニスは、先に述べたようにプロレベルのディープな戦いから、負荷の軽いラリーまで幅広く楽しむことができます。天皇陛下と皇后陛下が愛を育んだのは軽井沢のテニスコートだったと言われていますから、ラリーはコミュニケーションのようなものなのでしょう。

私は、今となってはそんなに頑なにならなくても良かったと思っていますが、そんな「楽しいキャンパスライフ」を体現したかのようなテニスサークルに背を向けてしまいました。それが良かったのか悪かったのかは何とも言えませんが、ちょっとくらいはそういった世界を垣間見ても良かったのでは?と思っています。

話が逸れました。
テニスは、実際試合となると6ゲーム先取のセットを男子なら3セット、女子なら2セット先取すれば勝利となります。実力の拮抗した選手同士がフルセット戦えば、かなり長く過酷な試合になることは想像に難くありません。プロ野球でも4時間を超えることもありますが、投手は継投ですし、野手は攻撃の時は休めますから、1試合当たりの体力の消耗度では比較になりません。で、1セットは0(ラブ)→15(フィフティーン)→30(サーティ)→40(フォーティ)→勝利という流れでポイントが加算されていくわけですが、この数字の飛び方が非常に気持ちが悪い。15、30とくれば45だというのが自然の流れですけれど…


Nadal at Rakuten Japan Open / veroyama


そこで、今回のお題は…

テニスの15・30・40…のポイントはなぜそうなっている?


です。

【回答】
創業30年、都内に3か所のテニススクールを構えるHIT(HORIBA INTERNATIONAL TENNIS)様のホームページにテニス質問箱というコーナーがあり、このポイントの由来について述べられています。

Q.テニス競技におけるカウント「0,15,30,40」の由来を教えてください。

A.諸説いろいろあるのですが、代表的でわかりやすいものを説明します。
(実は、他の説はあまり詳しく知らない!?詳しい人いたら教えて!!!)
まず、時計を考えます。60分で1時間。昔の人は、コートの横に時計を持ち出して、それで得点をあらわしていました。欧米には half(1/2),quarter(1/4)という昔からの概念を使って、60分を4分割して、15-30-45-60と4ポイントとると、得点掲示板に「1」と記録したのです。
でも、いまは15-30-40-game となっています?何故かというと.....
英語が得意なイギリスの人も 'forty-five' はチョットいいづらいようで、"forty" と呼ぶようになってしまったのです。



Q.では、なぜ「ゼロ」といわずに「ラブ」というのでしょう?

A.これも、諸説あるのですが.....例によって、これしかしらない(^_^;)
テニスは、フランスの王侯貴族の遊びから発展したものです。王様たちが、ゼロ「0」という形を「卵」に見立てて l'oeuf (ルフ)とコールするようになったのです。そして、フランスからイギリスにテニスが伝わった時に、ルフという音を、ラヴと勘違いして、世界に広まってしまったのです。
ルフが、ラヴ?ちょっと不思議に思うかも知れませんが、Sawing Machine(ソーイングマシン)が、日本に伝わったときに、ミシンになってしまったようなものです。
ですから、"I love you"の "LOVE" とはぜんぜん関係ありません。
フランスではゼロを「卵」に見立てたのですが、日本では「おだんご」にみたてています。

『あいつに、ダンゴを食らってしまった!』(「6-0」で負けること)
『ダンゴで負けるのだけは止めようぜ』
こんな感じで話しをします。




ふむふむ、実績のあるテニススクールですが、とても手作り感いっぱいで遊び心満載のページでした。この質問箱では諸説あると断りを入れた上で、ゲームの点数は時計の4分割の説、ゼロを表す「ラブ」はフランス語の卵(l'oeuf)由来説を紹介してくれています。


男子シングルス決勝 / akira yamada


テニスではありませんが、野球ではチャンスになると得てして4番に回ることが多くなります。またサッカーでは、たとえどんなに強い相手でも必ず決定的なチャンスが訪れます。このように、スポーツのルールは、経験を積み重ねてそれがゲームとして面白くなるように作られていっているように思えます。テニスにおいてもきっと同じことが言えるのでしょうね。





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