知っとっけ?ブログ 教育

【教育勅語】教育の政治的中立はありえるのか?


北朝鮮では最高権力者の実刑が暗殺され、日本近海にミサイルを撃ち込むなどやりたい放題。韓国では大統領の弾劾が確定し、権力の空白が生まれるという日本にとっても安全を脅かされかねない由々しき状況の中、国権の最高機関である国会では、「森友学園」の問題で盛り上がっています。

野党や左派マスコミからすれば、自民党を引きずり下ろすのが至上命題ですから、勢い付くのは当然と言えば当然ですが、「もう少し建設的な政治活動はできないものか」というのが多くの国民の本音でしょう。

所謂「森友学園」問題に関しては、激安で土地購入した問題に関しては白黒はっきりすべきだと思います。廃棄物の処理費用とは言え、それが8分の1に値下げする理由にはなりません。納得できる理由、それがないのなら、値下げに至った理由などやましいことがあるのならそれも含めてクリアにすべきでしょう。このご時世にあっても、「学校を作りたい」という教育者や団体が多数存在し、彼らの夢の前に立ちはだかるのが「土地購入」という大きな壁なのです。都市部であればとても手が出る価格ではないし、地方ならば生徒を集めるのが容易ではありません。こうした事情によって学校設立の悲願を叶えられずにいる者たちにとって、森友学園に激安で売却された国有地の問題は、怒りさえ通り越すような感情を覚えているはずです。

それに合わせてマスコミを賑わせているのが森友学園で行われている教育内容が極めて「右翼的」であることです。愛国心を涵養するのは結構ですが、テレビで報じされているような「教育勅語」の唱和や運動会での「安倍首相頑張れ」宣誓は、右翼的というよりは理事長の趣味を押し付けているという印象を強く受けました。ここまでやってしまえば、教育基本法に定める「政治的中立」に違反していると指摘されても仕方がないでしょう。

しかし、森友学園は私立の幼稚園であり、今回の小学校も私立です。従って入学するしないの判断は保護者に委ねられています。教育方針に共感できないのなら入学させなければよいだけの話で、仏教系の学校に入学させておいて、教育に宗教を持ち込むなとクレームをつける保護者がいたならば後者の方が排除されるのと同じことです。ですから、このことに目くじらを立てるのはどうも違和感を覚えてしまうのです。

教育の政治的中立はあくまで建前です。同じ「お勉強」を教わるにはリベラル色の強い立教系と、保守色の強い国士館系が同じことを教わっているなど誰も思っていないのと同様に、附属の学校なら推して知るべしというものです。それに関して教育基本法に違反の疑いが…という声は聞いたことがありません。


得意分野になると声が大きくなる教育者って…


あくまで私個人の意見ですが、森友学園の土地購入問題に関しては沈黙を保っていた教育評論家や教育者たちが、森友学園の教育内容に関する報道があった瞬間に、水を得た魚のように「教育の中立」を訴える姿には不快感を覚えます。特に「教育勅語」のくだりでは多くの人が「日本を戦争に導いた思想的柱」だと熱く語ります。

彼らは、朝鮮学校での主体教育や日教組によって推し進められてきた偏向教育に関しては何も言いません。しかし、彼らは「保守」の色が付いたものに関して極端なアレルギー反応を示すことが多いです。「明治以降の教育が戦争に結びついた」という刷り込みが強いためか、「国のため」というと途端に「戦争」を想起してしまうのです。

「明治以降の教育が戦争に結びついたから、その反省に基づいて日本国憲法があり、教育基本法があって、教育の政治的中立を謳っている」と尤もらしい解説をしますが、全く間違ってはいないにしても、教育者自身が「日本を骨抜きにする」GHQのウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムに染められているのです。

国は、自国の平和と繁栄のために教育制度を整備します。だからこそ、必ずしも還元される保証のない教育に莫大なエネルギーを注ぎます。これも国の将来のためです。従って、被教育者は必ずしも「国から自由」であるわけではないのです。
彼らは「国のために」というと激しく反発するわけですが、教育制度に不備があると「国は何もしてくれない」とこれまた反発するわけです。
「国のために」というのは、別に戦争が起きたら戦地に赴いて死ねという意味ではなく、社会に出たらきちんと働き、稼いだ分はきちんと納税する、社会的ルールを守ることでも十分国のために貢献しています。表向きは「生活のため」に働いていても、その人の経済活動は間接的に国のために役立っているのです。
今回の森友学園に関する騒動は、「国のため」となると「戦争」と回路が直結してしまう教育者や教育評論家が未だ根強く存在していることが明るみになったとも言えるでしょう。これもひとつの考え、言論の自由や思想信条の自由が保障されているわけですから、一概に否定はできませんけれど…

いずれにしても、思想信条は最終的には子供が成長過程で学んでいく中でひとまずの立場を取るような形が望ましいと思います。教育の中立と言っても学校の立場がある中で、できる限り多様な考え方を学ばせて様々な価値観に触れ、醸成されていく形であって欲しいです。










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【森友学園問題】選ぶかどうかは親の判断だと思うが…


学校法人「森友学園」が豊中市の国有地を格安どころか爆安価格で購入していたことを巡って国会が紛糾しています。トランプ政権の動向は注視が必要ですし、北朝鮮が見せた不穏な動きも日本にとっては大きな懸念材料であります。政府にとっては猫の手も借りたい中で、よくもまあ、色んな攻撃材料を見つけてくるものだなと民進党をはじめとする野党の執念には感心してしまいます。

素人目に見ても、ゴミ撤去費の名目で8億円の値引きは不自然ですし、この「森友学園」が安倍首相の支持母体のひとつである日本会議色の強い教育を行っていることからも、そこに何かやましいことでもあるのではないかと、野党各党は躍起になっているわけですが、この点に関しては、どうせ「説明が足りない、誠意が足りない」と言われようとも白黒はっきりとさせる必要があると思います。

政治活動は、限りなく黒に近いグレーの面も含めて清濁併せのんで初めて前に進める面もありますから、特に長期にわたって政権政党を担ってきた自民党ならば、叩けば沢山のホコリは出るでしょうし、舛添前都知事が説明しても理解を得られなかった「政治の機微」は少なからずあるはずです。この点について、傍から見れば限りなく黒に近いグレーなわけですから、水際の判断をしたことのない野党にとっては格好の攻撃材料です。ですから、こうした「脇」の部分の理論武装も危機管理なのかなと思えます。


教育基本法違反が疑われる「塚本幼稚園」の教育について



2月22日、民進党・福島のぶゆき議員は、学校法人森友学園が運営する「塚本幼稚園」で、日本会議が発行する「憲法改正署名用紙」や、特定の政治勢力に対する罵詈雑言が書かれたプリントが配布されていた点を指摘し、「憲法改正を求める署名用紙を配布したり、『中共の手先』などと書かれた文書を配布することは、(教育基本法で禁じられている学校での)政治活動にあたるのではないか?」と、質問した。

森友学園・塚本幼稚園、教育基本法に違反する政治活動を行っている「個別具体的事例」|ハーバー・ビジネス・オンライン


上記の記事にあったように、確かに「法律に定める学校」がここまで露骨にやってしまっては、偏っていると言わざるを得ません。日教組の先生方が見たらそれこそ失神してしまうような教育内容です。記事の内容が事実であるならば教育基本法違反に問われても言い訳できないでしょう。

建前上は教育は中立であるべきです。子供たちはその中で自らの頭で考え判断することを繰り返して自身の思想信条を築き上げていくのが理想です。しかし、教育が国家の施策である以上、「ひいては」国家のために貢献する人材を作ることが目的です。そもそも「国を愛せ」などと教わらず却って嫌いになるような教育が行われれていても、読み書き算盤の最低限の教育はきちんと面倒を見てくれる国が日本のなのです。

それはともかく、建前上は中立な学校教育も、現実を見れば必ずしもそうでないことは明らかで、日教組の先生方を筆頭に新興宗教を母体とする学校等では、偏向した政治教育や特定の政党を支持するような教育及び政治活動が行われ、半ば黙認されてきた経緯があります。今回の国会の騒ぎでも偏向教育の先頭を走ってきた日教組を支持母体とする民進党の議員から、「教育基本法に反する」と追及の雨を降らせてるから不思議なものです。

従って、建前上は教育は中立であるべきですが、露骨ではないにしろ多かれ少なかれ政治色が出てしまうのは仕方がない一面もあると言えるのではないでしょうか。

今回の報道を受けて、「教育の現場に思想信条を持ち込み、判断力もままならない幼児に刷り込む『狂育』」であると批判する教育評論家の方もいましたが、その人たち自身が教育に中立などあり得ないことをよく知っているはずですし、偏向した戦後教育や、結果的に失敗に終わったゆとり教育の推進者だったはずです。日本国憲法第九条にしても、戦後70年が過ぎ、国際社会も劇的に変化している中で、議論さえも拒絶し、お題目のように唱え続ける先生方が新安保法案の際、授業で政権批判を全くしませんでしたか?いいえ、散々やったでしょう。本来ならこの先生方も教育基本法違反で懲戒処分でしょう。そうしたら、思想信条の自由を盾に反論するのでしょうけれど…。

したがって、判断力もままならない幼児を守りたいのならば、やはり親御さんの判断に尽きるのではないでしょうか。幼稚園は義務教育ではありませんし、選択権はこちらにありますから、入園時や入園後にもきちんとチェックをするべきです。幼稚園で行われている教育が偏っていると思うのなら、ためらわずに我が子のために園を変えるべきです。学校でお子様をお預かりしているとはいえ、最終的に我が子を守ることができるのは親御さんなのですから。






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【子どもの自殺:9月1日が最多】突発的に子どもに死を選ばせないために(1)


■関連記事
【子どもの自殺:9月1日が最多】突発的に子どもに死を選ばせないために(1) 2015.08.24
【子どもの自殺:9月1日が最多】突発的に子どもに死を選ばせないために(2) 2015.08.31

2015年8月17日、お盆明け初日の首都圏の通勤ラッシュは多くの路線で人身事故によって大混乱を来しました。長期休暇明けや週明けはこうした痛ましい事故が起こりやすい傾向にあります。人身事故に対する所感は、またの機会に述べるとしても、ダイヤ乱れなどの影響を受けるたびに、「なぜ思いとどまれなかったのか」「死ぬことはなかろうに」と思ってしまいます。

亡くなった方の思いや、自死を決断するほどの切迫した状況を推し量ることなどはできません。ただ言えることは、自殺に至るまで当人としては耐えがたい苦しみがあったこと。そして、休日というひとときの安らぎから一気に日常という彼らにとっては辛すぎる現実に引き戻されるときに、死を決意することだけは確かだと思います。
日本の自殺者は年間で3万人。一説によると自殺の疑いが濃厚ながらもカウントされない死者を含めると10万人を超えるとも言われています。

ほとんどの国民が衣食住は十分に事足りている日本でこれだけの自殺者がいるのですから、物理的な豊かさは必ずしも精神的な豊かさと一致しないことを痛切に感じずにはいられません。自殺という悲劇の主役は本人だけではありません。その何倍もの人数にのぼる遺族にも深い心の傷を残します。こられの多くは、「あのとき、異変に気づいていれば」「あのとき、ひと声かけていれば」防げたものも少なくはないと思います。メンタルヘルスへの関心を高めることはもちろん、周囲の人への小さな心配りを忘れてはならないと思います。

分別のある大人でさえ生きづらい世の中です。大人社会の病理を映す鏡でもある子どもであればなおさらです。そんな中、気になるニュースがありました。

子どもの自殺:9月1日が最多 NPOが防止呼びかけ 2015年8月18日 毎日新聞

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1年間のうち子どもの自殺が最も多くなるのは夏休み明けであることが内閣府の調査で明らかになったとして、不登校の子どもらを支援するNPO法人「全国不登校新聞社」(東京都)が18日、記者会見を開き、間もなく多くの学校が2学期を迎えるのを前に、死にたいと思い詰めている子どもたちに「学校に行くのがつらければ、まずは休んで」と呼びかけた。

 内閣府が6月に公表した「自殺対策白書」によると、1972?2013年の42年間に自殺した18歳以下の小中学生や高校生計1万8048人について、初めて日付を調べた結果、「9月1日」が131人で突出して多かった。以下、4月11日99人▽4月8日95人▽9月2日94人▽8月31日92人と、長期休み明けの時期に集中していた。いじめや学業不振、親子関係など要因はさまざまだが、内閣府は「生活環境が大きく変わる契機になりやすく、プレッシャーや精神的動揺が生じやすい」と分析している。

この結果を踏まえて都内で会見したNPO法人は、98年から専門紙「不登校新聞」を月2回発行している。代表理事で30年間フリースクールを運営してきた奥地圭子さん(74)は「多くの子は、いじめられても、つらいことがあっても、学校は行かなくてはいけない場所だと思っている。親もそういう観念にとらわれているが、『学校から逃げてもいいんだよ』と知らせてあげるべきだ」と訴えた。

 法人はインターネット上で無料閲覧できる「号外版」(http://futoko.publishers.fm/)に不登校経験者の体験談などを掲載している。【三木陽介】

近年、少年犯罪やいじめ自殺などのニュースがセンセーショナルに伝えられるものですから、「またか」という思いに駆られた方も多いのではないでしょうか。ただ、今回の調査は1972年から2013年の40年にもわたる調査であることから、今に始まった現象ではないということです。私自身の実感としては「やっぱりな」「何をいまさら」という印象を受けています。それは私が塾講師を務めていた経験と無関係ではないかもしれません。

「生活環境が大きく変わる契機になりやすく、プレッシャーや精神的動揺が生じやすい」と分析した内閣府の見方は正しいと思います。ただ、これは子どもだけでなく大人も同じです。だから休み明けに人身事故が集中するのです。大人でも辛いわけですから、子どもならもっと辛いでしょう。いじめや学業不振、親子関係などの要因も正しいと思います。これらも子どもが命を絶ってしまう要因足りえるでしょう。

しかし、未成熟が故に子どもがとってしまう「衝動的、突発的行動」については一切触れられていません。冷静に考えれば分かるのに、子どもはついつい衝動的になりがちな傾向にあります。私はそれが9月1日に自殺率が高い最も大きな理由であると考えています。

次号に続きます。(2015.08.31up予定)





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【詐欺罪か?】「宿題代行業者」なるものが盛況らしい!?


夏休みも終わりに近づくと必ずと言って良いほど聞かれるのが、「宿題どうしよう~」という悲鳴です。「来年こそは早く終わらせよう」と強く決意したとしても、翌年になればまるで台本があるのではないかと思われるほどに同じ轍を踏む。これは、今に始まったことではなく昔も同じこと。中にはきちんと終わらせる人もいますが、こういった人は極々少数。クラスメイトの礼賛と尊敬を集める人物に違いありません。古今東西、夏休みの宿題はなかなか計画通りには終わらせられないものです。

夏休みの宿題
夏休みの宿題 / uka0310


夏休みに宿題が出るのはなぜ?


40日にも及ぶ長期の休みは社会人になると到底取れるものではありません。逆に40日も休んでしまったらきちんと社会復帰ができるか不安でなりません。それが社会人よりも体感時間がゆっくりと流れている子ども達ならばどうでしょうか。学期中に身に付けた学習習慣は失われ、もしかするとこれまで積み重ねてきたものがパーになるかも知れません。
夏休みの宿題は、こうした学習習慣が失われ、学力が低下するのを少しでも食い止めようという苦肉の策なのかも知れません。

また、夏休みというまとまった時間が取れるときだからこそできる自由研究、絵画、読書感想文を課すことによって「学校のお勉強」では得られない成果を期待しているとも思われます。

「宿題代行業者」なるものが盛況らしい


そんな夏の風物詩を今年も子供たちは十分に堪能するのだろうと思いきや、最近「宿題代行業者」なるものが盛況なのだそうで、多くのテレビ番組で特集が組まれていました。
まあ、「夏休みの宿題」なんぞ、多くの子供たちは嫌々やるものですから、ちょっと財力のある家庭なら外注することなぞ容易に思いつきますが、まさかそれがビジネスとして成り立っているとは驚きでした。

資本主義の世の中ですから、倫理的に云々というのは別として経済活動としてこういったビジネスが起こるのは当然だと思います。でも隙間産業ならまだしも、テレビで特集されるほどに大きなビジネスになっているとは驚きを通り越して呆れています。
確実にニーズのある分野を事業化した商魂も逞しいですが、依頼者たる親のニーズがあって事業として伸びているのが悲しいというか残念でなりません。

調べる限り親の言い分も様々です。受験生であれば「天王山」と言われる夏休みに学校の主題などやっていられないという意見、学校の宿題に縛られてかわいそうという意見、素晴らしい作品を提出して学校の先生の評価を上げたいという意見などもっともらしい言葉が並びますが、そもそも宿題は自身の力でやり遂げなければならないという最も大事な前提条件がないがしろにされています。

面倒かも知れない。でも、宿題は自分でやるもんだろ!


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学校は、学業と社会性を学ぶ場です。学友を通じて人間関係を、学校生活の中で社会のルールを学ぶ貴重な時間です。社会に出て揉まれたとしても学校で学んだこと、心得たことはその人の行動規範に色濃く反映されているはずです。
生徒個々に事情があるとしても、「夏休みの宿題を終わらせる」ということは学校の守るべきルールです。絵画や読書感想文など、一見社会に出て何の役に立たないことでも、期限通りに提出するルールを守るという意味では立派な社会勉強、文句を言う前に提出しろ!というのが道理です。多くの人は愚痴や文句を垂れながらも曲りなりに間に合わせてきたのではないでしょうか。
もちろん多少は親や兄弟の力を借りるかも知れません。でも自身でやり遂げるからこそ「期限内提出」のルールを守るという意義が達成させるのではないでしょうか。

それを、金を払って業者に代行させるのはいかがなものでしょうか。
この件についてフリーアナウンサーの長谷川豊さん、尾木ママでおなじみの教育評論家の尾木直樹さんがブログで考えを述べています。

「なんで犯罪行為の宣伝の手助けを?」宿題代行サービスの報道に違和感 [長谷川豊公式ブログ]

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子どもの「宿題代行業」なんてとんでもない「闇悪徳業」ですね… [尾木ママオフィシャルブログ]

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長谷川さん、尾木さんに激しく同意です。「宿題は自分でやるもの」というルールを金を払って堂々と破っている親の行動を見て子供を何を感じ取るのでしょうか。少なくとも良い方向に働くことはありえないことは明らかです。「ルールを破った上に、全てお金で解決しようとする」ことに何ら良心の呵責を感じない人間を生産しているも同じ。「騙しても大丈夫」という学校の権威が低下し親に「なめられている」のも原因かも知れません。

また、宿題代行業者の中にはお金を積めばポスターや読書感想文などで賞を取れるレベルの作品を仕上げてくれるのだとか…。
宿題代行業者に宿題をやらせている時点で学校の先生を騙しているのに、賞なんぞとろうものなら賞の権威を貶め選考委員さえも騙していることになります。となると長谷川さんや尾木ママのおっしゃるようにれっきとした詐欺罪です。ゴーストライター問題で一時期話題になった佐村河内守氏を批判する資格はありません。

学校の先生は見抜けないのか?


学校の先生は子供にとっては親の次に近い関係でかつ時間を共有している大人です。本来であれば子供の性格や学力を熟知しているはず。であれば代行業者にやされた宿題なんて容易に身にけるはず。ましてや賞狙いで作らせた作品など本人の手によるものではないことも瞬時に判定できるはずです。宿題代行業者の繁盛ぶりを考えると見抜けない先生が増えているのかという思いを拭い去れません。いや、きっと見て見ぬふりをしているように思われます。とはいえ「学校の先生を騙すなんて訳ない」と思われている事自体が悲しすぎます。

Heiwa elementary school 平和小学校 _22
Heiwa elementary school 平和小学校 _22 / ajari


本人のやった宿題ではないし、子供は完全犯罪の片棒を持つほど成熟していませんので少し質問を投げかければほころびは出るはずで、ならば、自力でやるように促すことも可能なわけで、そうすれば「詐欺」に加担した子どもを救うことができるわけです。見抜いていて何もしていないとすればそれこそ職務怠慢だと言えるでしょう。

と、繁盛する宿題代行業者について記してきましたが、ビジネスになるほどニーズがあることの残念さ、お金を出して依頼する親がいることの残念さ、そして宿題代行業者の横行を許してしまう学校、教師の残念さといった3つの残念が合わさってさらに残念…というのが正直な思いです。一時は楽をして得をしたような子どもたちが将来的に最も割を喰ってしまうような気がしてなりません。





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三大予備校の一角ついに崩れる~代々木ゼミナールの凋落

2014年8月25日、大学受験を経験した人なら大部分の人が何らかの形で関わっていたであろう代々木ゼミナールが、事業の大幅な縮小を発表しました。受験戦争が熾烈を極めた時代に大学受験を経験した人にとっては代ゼミは駿台、河合と並び称される三大予備校の一角。少子化が進む中、厳しい環境に置かれていることは想像に難くなかったけれどもここまで思い切ったことをするとは…というのが正直な心境です。


代ゼミ、校舎閉鎖など正式表明 来年度の事業計画発表

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2014.8.25 21:58

大手予備校の代々木ゼミナール(東京都渋谷区)を運営する学校法人高宮学園(同)は25日、来年度の事業計画を正式に発表し、校舎の集約や全国模擬試験の廃止、早期希望退職者の募集などを予定していることを明らかにした。

平成27年4月から本部校(渋谷区)、札幌校、新潟校、名古屋校、大阪南校、福岡校、造形学校(渋谷区)の7校に集約、そのほかの20校は生徒募集を停止する。「少子化に伴う受験人口の減少や、現役志向の高まりに伴う浪人生の減少のため」としている。

全国模試は、27年春から東大などの大学別の模試と高校1、2年生対象の模試のみ実施し、そのほかの受験生向け全国模試は廃止。大学入試センター試験の自己採点結果を集計・分析する「センターリサーチ」も27年から中止する。

全国の塾や予備校向けに映像で授業配信する「サテライン予備校」や、高校・大学から委託された学習支援や出張講義などの事業はこれまで通り継続する。


予備校の勢力が全盛期を迎えたのは私が受験期を過ごした90年代前半ではなかったかと思えます。受験人口は現在の倍以上、大学の数は現在の3分の2。志望校合格のためには浪人は半ば当たり前とも言われ毎年30万人近い浪人生が輩出される時代でした。

駿台、代ゼミ、河合のいわゆる三大予備校は都心や国立大学の設置されている地方都市に堂々とした校舎を構え、人気講師の授業は行列ができるほどの人気でした。
私が高校時代を過ごした茨城県の片田舎からも休みに入ると都内の予備校に通う人も多くいたように思えます。

高校にはやたらと予備校の講師に詳しい人がいたりして、そういう人に限ってあまり成績が良くなかったような…

それはさておき、受験生が多い時代は殿様商売でも生徒が集まっていたように思えます。私も模擬試験や参考書のレベルですが代ゼミにお世話になったものの一人です。

印象的だったのは、受験直前にDMが届き、「あなたは当予備校選抜クラスに合格しました」などというこれから受験をする人間の神経を逆なでするようなことも平気でやっていたように記憶しています。そりゃ現役で合格する方が難しい時代だったから「受からなかったらうちに来てください」という宣伝もありだとは思いますが、当時の私は随分と腹を立てたのを思い出しました。

代ゼミは時代を読み間違えたのかも…


そして現在、受験生人口は全盛期の半分、大学の数は1.5倍、浪人生は3分の1、パイの縮小は止まる気配はなし。この状況で予備校業界が存続するはずはありません。多くの予備校は現役生の取り込みに精を上げ、生き残りをかけました。代ゼミはその流れに乗り遅れた感が否めません。

また、パイの減少とともに訪れた不況によって闇雲に大学を受験する生徒の数が減り、堅実な受験をする傾向となったことは私立文系に強い代ゼミには痛手だったと思われます。

そして生き残りをかける大学側の受験方式の多様化、言ってしまえばAO入試など、ほぼ無試験で合格させてしまう大学が増加したことも予備校業界が衰退した原因でしょう。今や私学の雄である早稲田大学でさえも一般入試で入学するのは全体の4割弱。他大学なら推して知るべしです。大学の多くは推薦入試で受験生を青田買いし、一般入試枠を狭くして偏差値の維持もしくは上昇を図ることで何とか生き残っているのが現状です。もちろんすべてではありませんが、大学入試が楽になるならわざわざ勉強しようとは思わないのが人間ですし、ましてや浪人なんて…というのが正直な気持ちでしょう。

代ゼミも2009年から2010年にかけてSAPIXを買収しましたが、現役生を取り込んだ他予備校ほどの波及効果はありませんでした。しかし、SAPIXは日能研と並び中学受験業界では最強ブランドですから、もしかするとSAPIX事業の中心となって巻き返しを図るかも知れません。

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大学受験をより身近にした東進


浪人生や受験生が多かった時代はわざわざお金と時間をかけて校舎のある場所まで出かけて授業を受けに行くことも珍しくはありませんでした。人気講師の授業を受けるために何時間も行列を作ることも半ば当たり前のように思われてきました。しかし、億単位を稼ぐ人気講師の授業を好きな日に、好きな時間に受けられるビデオ・オン・デマンドを展開する東進ハイスクールが業界の地図を塗り替えていきました。

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地方にだって大学受験を目指す生徒がいる、浪人生がいる。三大予備校はこの層に対する取り組みが希薄だったように思えます。予備校なぞないような片田舎で高校時代を過ごした私は特に感じます。そこに目を付けたのが東進です。私が高校生のころはまだ黎明期。各予備校の有名講師を引き抜いて知名度を高めていた時代です。ビデオ・オン・デマンドも当初は「授業はライブじゃないと」という声も聞かれましたが、その声も次第に聴かれなくなりました。

大学受験のノウハウのない地方塾も、講義は映像でやってもらえるなら参入が可能になります。せっかく近くの高校に通っている受験生をみすみす逃がしてしまうこともなくなりました。高校生にとっても、学校から通え、しかも部活が終わった後でもそのまま寄れて、しかも有名講師の授業が受けられるとなればそりゃあ通うでしょう。東進は、これまで三大予備校の独壇場だった予備校経営を地方塾でもできるレベルまで押し下げることに成功したのです。

地方の学習塾が高レベルのビデオ・オン・デマンド授業を展開できるようになればわざわざ交通費と時間をかけて出てくる必要もなくなりました。代ゼミは現役生への対応ばかりでなく、これまで気軽には予備校に通えなかった地方の受験生の取り込みもうまくいかなかったのです。
代ゼミもサテライン予備校なるものを展開していますが、今一つ決め手に欠いているようです。東進と比べてフランチャイズ展開がうまくいかなかったかも知れません。


代々木ゼミナールは一時代を築いた三大予備校の一角。その名声や実績は言うまでもありません。今回の縮小は。「小さくなってしまったから」行ったのか「小さくなってしまうから」行ったのかは何とも言えませんが今後新たな生き残りをかけた戦いを繰り広げていくことでしょう。何か意地を見せて欲しいなと思います。







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