知っとっけ?ブログ HDD復旧

【SOTEC】動かなくなったノートPCからデータを救出せよ!

「PCも一人一台の時代」と言われて随分な時間が経ちました。最近はPCとモバイル端末の垣根がなくなりつつあり、まさに「いつでもどこでも」使える必需品となっています。
となれば初めてPCを手にしたときから何台も乗り換えている人も少なくないと思います。
自家用車ならモデルが古くなったり、少しずつ不具合が出始めたり、そうした時に車検があったりとそれなりに買い替えるきっかけがあるものですが、PCの場合はいかがでしょうか?

PCも買ったばかりのころと比べると、色々なゴミがたまって重くなりますし、挙動が不安定になることも多くなります、それでも致命的な不調でなければそれなりに使い続ける人が多いのではないでしょうか。

そして、「別れの瞬間」は突然訪れます。
電源ボタンを押してもウンともスンとも言わなくなり、なす術がありません。少なくとも私はそうでした。
きっと私のようにPCを使い倒すという方は、こうして愛機との別れを経験し、新しいマシンの購入を検討します。そのとき、これまで蓄積してきたデータは臨終を迎えた愛機と共に冥土へと旅立っていくのです。

以前はHDDの容量も少なく、すぐにパンクしてしまうのでフロッピーディスクに記録することもありましたが、HDDも大容量化するとついつい「入れっぱなし」ということもありがちなパターンです。そしていざPCが壊れるとそのデータもお陀仏となってしまいます。
以前ならそれでも諦めがついたのですが、今回はこれまでと同じようにはいきませんでした。

SOTEC(現ONKYO)のノートPCが突然死


SOTECは2000年代に安価なモデルを展開して人気を博したメーカーのひとつで現在はONKYOブランドとなっています。ちょうとWindows Vistaが販売されたばかりの時期に購入したもので、XP仕様にVistaを乗せたものであると思われます。

2010年末、このPCも動きが悪きなってきたこともありメモリを増設しました。挙動は安定しサクサク動くようになりましたが、数日後突然電源さえも入らなくなってしまいました。
メモリ増設が原因と思われ、以前のものに戻しても改善の兆候はなく、電源すら入らないPCに素人では打つ手はありませんでした。

しかし、このPCは愛する妻が起業してからの酸いも甘いも喜怒哀楽も共にし、その全てが記録されていました。
私がこれまでそうだったように、簡単に諦めるわけにはいかなかったのです。
ただ、PCレスキューは業者に頼むと莫大な費用がかかること、そして確かにデータは大事だがPCを買い替えたこともあり、急を要するわけではないということで、解決方法を探りながら様子をみることにしました。
そして2年ほど、このSOTECは我が家の倉庫に眠っていたのです。

外付けHDDのデータ自力救出を経験


今年(2013年)4月に、これまで使っていた外付けHDDが故障した際に、KNOPPIXというフリーソフトとUSB変換ケーブル(アダプター)を使って自力救出成功しました。

■関連記事はこちら
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(1)【データ復旧】 2013.04.15
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(2)【データ復旧】 2013.04.22
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(3)【データ復旧】 2013.04.30
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(4)【データ復旧】 2013.05.07

となればノートPCのデータも救出できるのではないか?と思い、同じ手順でのデータ救出が思い浮かんだのです。

SOTECのノートPCからデータを救出!


sotec1.jpg

こちらがPCの本体。たった数年前のPCなのに古さは否めません。時代の流れは速いですね。

sotec2.jpg

裏返すとこんな感じです。裏面右側にHDDが収められているはずなのでこちらのネジを外します。

sotec3.jpg

sotec4.jpg

内部構造が表れました。右下の黒い丸のついている部分がHDDです。外付けのものと比べると随分とコンパクトサイズですね。

sotec5.jpg

PCに取り付けられたHDDは写真下の部分の黒いツマミを持ってスライドさせると簡単に取り出すことができました。

sotec6.jpg

次はUSB変換ケーブルを使ってデータを抽出する準備です。
用意したのは玄人志向 KRHC-SATA2+IDE/U2、2,970円でした。
この機械はHDDの規格「SATA HDD」「IDE2.5HDD」「IDE3.5HDD」の3つに対応しており、それぞれにHDDを接続するソケットがついています。

sotec7.jpg

このSOTECはSATA3.5のソケットと噛み合いましたので上の写真のように接続して付属のUSBケーブルをPCにつなぎます。

フリーソフトKNOPPIX7.0.2 DVD日本語版をダウンロードし保存したDVDをPCにセットします。
KNOPPIX7.0.2 DVD日本語版は、PCをLinuxで立ち上げるためのソフトです。ダウンロードした後、データをDVDに保存します。
右クリックすると「ディスクイメージの書き込み」と出ますのでそのまま進んでDVD-Rなどに保存してください。
このディスクはLinuxを立ち上げるときに使われる起動ディスクとなります。

sotec8.jpg

通常のPCなら起動してすぐにDVDよりKNOPPIXが立ち上がりますが、メーカーによってはWindowsが普通に立ち上がってしまう場合があります。
私のPC(DELL社製)も同じでした。こういった場合は、起動してすぐにF12 キーを連打すると以下のような画面が出ますので、CD/DVDドライブが優先的に立ち上がるよう設定してください。(選択してEnterでOKです)

9sotec9.jpg

KNOPPIXが立ち上がりました。

sotec10.jpg

USB変換アダプターの電源をONにすると…

sotec11.jpg

諦めかけていたSOTECのノートPCのデータが読み取られ、Cドライブの任意の場所にフォルダを作成してデータを転送しました。

こうして2年寝かしていたSOTECからのデータ救出に成功したのです。
今までPCが故障するたびに泣く泣く諦めていたデータもこうして救出できることが分かったのは大きな収穫でした。早く気付いていたらPCと一緒に冥土に行くこともなかったデータも沢山あったろうにと思うとちょっと残念に思いました。

もちろん全てに当てはまるわけではないと思いますが、もし、PCが壊れデータが取り出せない。でも諦めがつかず取りあえず保管している人がいるならばダメで元々です。ぜひお試しいただければと思います。
かかる費用はUSB変換アダプタの数千円。工具はドライバーがあれば十分です。

貴重なデータをぜひ救ってあげてください。





-----------------------------------------------------------------

カラーコンサルタントRosa 公式サイト オープンしました。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。


よろしければクリックお願いします。励みになります。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(4)【データ復旧】

■関連記事
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(1)【データ復旧】 2013.04.15
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(2)【データ復旧】 2013.04.22
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(3)【データ復旧】 2013.04.30
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(4)【データ復旧】 2013.05.07


前号の続きです。

前号まで故障した外付けHDDからデータを救出するまでのプロセスを3回にわたって書いてきました。
写真、データ、ドキュメントなど何から何まで外付けHDDに保存してきた私にとって今回の故障はとてもショッキングな出来事でした。落としてしまったとか、落雷に遭ったとかなど物理的に破壊されたならば何とか納得もできるかも知れませんが、今回の故障は何の前触れもなく起きたものでした。データはきちんとHDD内にあり、しかもPCが認識している、しかし「アクセスができない」という何とももどかしい故障でした。

LS01.jpg

目の前にある小さな箱にデータがあるのに取り出せない、しかもメーカーのサポートに問い合わせるも、何度かのやり取りを経てメーカー側からら「もはや修理に出すしかない」という回答を得たときは、データの保全に関して甘かった自身を強烈に悔みました。
素人である私にとっては最後の頼みの綱はデータ復旧を生業としている業者でした。しかし、出された見積もりは最高で30万円。データの価値は金額では測れないとは言え、私にはあまりに高額に思えました。

そういった経緯があり、私は自力でのデータ救出を試み、何とか成功したのです。そのプロセスは前号まで書いてきた通りです。


相手は精密機械、常に故障のリスクと向き合っている


私は初めてPCを持ったのが1997年。Windows95を搭載した東芝Dynabookです。現在の機種と比べれば恐ろしく低スペックな代物ですが当時は最新鋭。価格もプリンタとセットで50万円近くしたでしょうか。WordやExcelもきっとワープロに毛が生えた程度しか使いこなしてはいませんでしたが、作業時間の大部分はクリック後の待ち時間に費やされていたかもしれません。

ちょっと片付けしてたらエライもんが出て来た。Dynabook EZ425
ちょっと片付けしてたらエライもんが出て来た。Dynabook EZ425 / htby


当時は職場にPCなど与えられていない時代でした。PCを使う人は私物を持ち込み気づいた時には職場常駐、仕事専用機となっていました。
Dynabookは私にとってPCライフへの扉を開いてくれたマシンですし、大いに働いてくれました。

しかし、別れは突然にやってきました。2000年のある日、突然電源が入らなくなりそのまま臨終。電器店に持ち込むも「買った方が安くつく」ということで蘇生を諦めました。
というわけで泣く泣くDynaBookを手放すことになったわけですが、多くのデータは昔懐かしのフロッピーディスクに保存されていました。当時のPCのHDDの容量が小さかったこともありますが、ワープロRupoからの転身組だったこともあり、幸運にもデータが失われることはありませんでした。

5インチフロッピー
5インチフロッピー / hageatama


以来プライベートではVAIO、GATEWAY、VAIO、DELLと乗り換えてきましたが、1台を除きその最期はある日突然訪れました。
以前はフロッピーディスクに保存しておけば良かったものの、テクノロジーは日進月歩、データは大容量となり、フロッピーは時代遅れのメディアとなりました。記録メディアはCDとなりDVDとなり、更には外付けHDDへと進化を遂げていきました。

これまで述べてきたように、PCは精密機器ですから常に故障のリスクに晒されています。しかもある日突然に…。そして記録媒体として存在感を増している外付けHDDも同様です。
しかし、私は何故か外付けHDDは物理的に破壊しなければ滅多に壊れることのないフロッピーディスクや、CD、DVDと同じように考えていたのです。


外付けHDDとて万全ではない、いざと言うときの備えも忘れずに


データ復旧業者からの見積額に目が飛出し、自力でのデータ復旧を決意した私は、事例を集めるために多くの時間を費やしました。その中で、こういった主旨の記事がありました。


データ復旧に従事する者ですが、「なんて弱いものなんだ」というのが正直な気持ちです。これだけの価格でファイルサーバーが手に入るのですから食指が動くのも分かりますが外付けHDDはファームウェアのアップデート失敗や停電などですぐに動かなくなるものなのです。

こんな感じだったと思います。
この記事が本当にデータ復旧従事者の方のものかは確認する術もありませんが、どうやら外付けHDDは簡単にデータを保存できるが、かなり弱いものであることは確かなようです。
現在はかなりの大容量、高回転ですし、熱やホコリなど故障が発生する様々な要因にも囲まれていますので、何らかの要因で突然壊れてしまうこともあるということを覚悟しておく必要がありそうです。

LS18.jpg

恐らく月日が経てば外付けHDDも進化し、壊れにくくなることも考えられますし、新しい保存方法が生まれるかも知れません。データが大容量化する昨今、今のところ外付けHDDに勝る媒体は見つかりません。

ですので、私はひとまず、もう動かさないデータはDVDなどのメディアに保存し、あとは従来通り外付けHDDに保存し、まったく同じデータをもう一台の外付けHDDにも格納し、定期的にミラーリングすることにしました。少しだけ手間をかければいざと言うときの悲劇にも狼狽えることなく対応することができるようになります。

テクノロジーの進化は私たちに多くの恩恵をもたらしました。その一つかデータの電子化です。今まで紙であった書類、文書、写真、そしてテープだった音や映像が電子化され、小さな箱(HDD)に収まるようになりました。非常にありがたいことです。しかし、取り返しのつかないう事態になるのを回避するために便利さの裏側にあるリスクには常に敏感である必要があると思います。大切なデータが消失してから嘆いても手遅れなのです。

今回の外付けHDD故障からデータ復旧までの一連の出来事によって多くのことを学ぶことができました。
私の記した記録が、何らかの形で同じ境遇にある方々にお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。







-----------------------------------------------------------------

カラーコンサルタントRosa 公式サイト オープンしました。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。


よろしければクリックお願いします。励みになります。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(3)【データ復旧】

■関連記事
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(1)【データ復旧】 2013.04.15
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(2)【データ復旧】 2013.04.22
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(3)【データ復旧】 2013.04.30
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(4)【データ復旧】 2013.05.07


前号の続きです。

私が自宅でデータ保存用に使っていた外付けHDD(Buffalo社製LinkStation LS-CHLシリーズ1.0TL)が突然の故障。データ復旧業者に見積もりを依頼するもその見積額に驚き自力での復旧を決意。晴れてデータ救出に成功するまでの過程を何度かに分けて書いています。今回は第3回目になります。
いよいよ外付けHDDからデータを救出します。


(1)LinkStationを分解。中のHDDを取り出す。


LinkStation LS-CHLシリーズ1.0TLの外観はネジで留めた跡が1か所しかありません。私の推測ですが、ネジで留めていた部分はツメに変えることで部品点数と工程を減らしていると考えられます。また、修理やデータ復旧などのアフターサービスも立派な商売ですから今の私のように「分解しようして修理しよう」とか「部品を取り出そうという輩から機械を守る狙いもあるとも思われます。

LS08.jpg

外観の唯一のネジ止め箇所は上部後ろ側にあります。HDDを冷却するためのファンがここに格納されています。

LS09.jpg

ネジを取り外し、側面の窪みに爪を入れると簡単にファンが取り出せます。「こんなファンで冷えるんかいな」というのが正直な印象です。冷却ファンは、ないよりはいいけれど気休め程度のように思えました。あとは、機械は帯電するせいか、大量のホコリを吸い込んでいました。ファンを開けた瞬間に咳き込むほどでしたが、これも故障の遠因なのかとも感じました。

LS10.jpg

さて、いよいよLinkStationを分解します。先にも述べたようにこの機械は基本的にツメでカチッと留まっていますのでツメを外さなければ分解はできません。ツメは上の写真のように上部に3か所、下部に2か所あります。上部は、よく見ると穴の色が他と異なる個所がありますので、そこがツメの部分です。

底面は前側と後ろ側のシールの貼っている個所にあります。爪でまさぐると場所が分かります。分解の際はシールは傷つきますのでご注意ください。

これらのツメの箇所は爪楊枝(折れやすいのでできればもっと固い針状のものがいいと思います)を奥まで差し込んでツメを外し、上の写真のようにつなぎ目にマイナスドライバーをねじ込んで前後にスライドします。話によると底面も同じように爪楊枝を差し込んでだ例もあるようですが、私の場合は上部にツメを外しドライバを滑らせただけでパカっとカバーが外れました。

LLS11.jpg

写真はカバーを取り外した後のLinkstationです。無理に力をかけたためかツメはいくつかは折れてしまっていました。それにしても随分たくさんのツメで固定しているのが分かります。
HDDは韓国SAMSUNG製。電機機器は多くのメーカーの協力によって成り立っていることが分かります。

LS12.jpg

プラスチックのカバーから中身を取り出し、3か所のネジで留めてあるHDDをシャシーから取り外します。
上の写真は左がシャシーと基盤、右側が取り出したHDDです。ここに大事なデータが閉じ込められ、私の救出を待っています。

もうちょっとで助けてやるからな。


(2)フリーソフトを用いてLinuxでPCを起動する


LinkSrationはLinuxベースで作られていますので「PCをLinuxで立ち上げてデータを取り出そう」というのが今回の救出のキモとなります。

LS13.jpg
前号で紹介したフリーソフトKNOPPIX7.0.2 DVD日本語版をダウンロードし保存したDVDをPCにセットします。

通常のPCなら起動してすぐにDVDよりKNOPPIXが立ち上がりますが、メーカーによってはWindowsが普通に立ち上がってしまう場合があります。
私のPC(DELL社製)も同じでした。こういった場合は、起動してすぐにF12 キーを連打すると以下のような画面が出ますので、CD/DVDドライブが優先的に立ち上がるよう設定してください。(選択してEnterでOKです)

LS14.jpg

LS15.jpg


しばらく待つとKNOPPIXが立ち上がります。
KNOPPIXから立ち上がったLinuxはWindowsとは異なるOSですが、基本的には同じ感覚で操作ができます。


(3)USB変換ケーブルを接続しデータを抽出する



LS07.jpg

私が購入したのは玄人志向 KRHC-SATA2+IDE/U2 2,970円でした。
これでデータの救出に成功すれば約100分の1の金額で済んだことになります。

LS16.jpg

この機械はHDDの規格「SATA HDD」「IDE2.5HDD」「IDE3.5HDD」の3つに対応しており、それぞれにHDDを接続するソケットがついています。
LinkStationはSATA3.5のようなので下の写真のような形のソケットをHDDに接続します。

LS17.jpg

LS18.jpg

下の写真で「玄人志向」の左に伸びるケーブルはUSB、PCに繋ぎます。右側は電源ケーブルで、もともと機械に同梱されています。
そして、真ん中にある電源をONにすると…


ついにデータを救出


「玄人志向」の電源を入れ、しばらくするとLinuxがHDDを読み込みました。下の写真の「share」がLinkstationに格納していたデータです。
もちろん安心はできませんが、そっと胸を撫で下ろしました。

LS20.jpg

あとはWindowsの場合と同じ要領で、OSの中に任意に作っていたフォルダにコピー&ペーストします。

LS21.jpg

LS22.jpg

いよいよ始まりました。何せ200GBほどのデータがありますし、OSをDVDから立ち上げているので時間がかかります。写真では3時間19分と表示されていますがもっとかかりました。作業は土曜の昼に行いましたが、コピー&ペーストを始めたあとに始まったプロ野球のデーゲームがコピペ終了までに終わってしまいました。

LS23.jpg

HDDの方を見ると緑色のLEDが点滅しています、データが移動している証拠(と信じたい)です。
コピペから4時間ほどで作業が終了。Linuxは画面左下のボタンで終了処理を行って、PCを再起動。Windowsが立ち上がってデータを保存した箇所に行くと…無事にデータが救出されているのが確認できました。

大事なデータを救出でき、ホッとしたのと、あんまりあっさりと終わってしまったことに拍子抜けしたのとで何だか複雑な感情が去来しました。
いずれにしても、故障したLinkStationからデータを救出できたのは事実。ひとまずはこれでよしとしよう。

次号では、今回のデータ復旧から学んだことなどについて書きたいと思います。





-----------------------------------------------------------------

カラーコンサルタントRosa 公式サイト オープンしました。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。


よろしければクリックお願いします。励みになります。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(2)【データ復旧】

■関連記事
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(1)【データ復旧】 2013.04.15
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(2)【データ復旧】 2013.04.22
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(3)【データ復旧】 2013.04.30
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(4)【データ復旧】 2013.05.07

前号の続きです。

外付けHDD(Buffalo社製LinkStation LS-CHLシリーズ1.0TL)が突然の故障。電源も入るしPCも認識しています。しかしどうしてもアクセスができない。サポートに問い合わせるも活路を見出せず、データ復旧業者が提示した見積もりは最高で30万円!?
「そんなにかかるなら…」と自力でのデータ復旧を決意したところまでが前号の記事でした。


同じトラブルを経験した人が多いことに驚き!


自力でのデータ復旧を決意したとは言え、PCに関しては別段詳しいわけではなく、システムに関してはズブの素人。知識はほとんどゼロの状態です。
自動車であれば運転はできてもいざトラブルがあれば対処できない人がほとんどだと思います。だからこそ修理の会社があり商売が成り立っています。PCの場合も同じです。トラブルが起きれば専門の業者に頼むのが筋。これが最もリスクの少ない対処です。
でも、情報の価値はお金には替えられないことは分かりますが1万数千円で購入した外付けHDDの修理に30万円というのはちと高すぎませんか?
というわけで無謀を承知で私は自力でのデータ復旧に挑戦したのです。

まずは、Web検索。同じようなトラブルを経験した人の事例を集めることにしました。ありがちなキーワードで検索すると悔しいかな、データ復旧業者がヒットするのですが、より具体的なキーワードで絞り込むと同じようなトラブルの事例が沢山出てきました。
とてもありがたかったのはLinkStation絡みのトラブル解決法や外付けHDD絡みのデータ復旧の様子を詳しく解説してくれているブログがいくつも存在したことです。

PCに関してズブの素人である私にとってネットに浮かんでいる情報は命綱です。データ復旧業者の見積額から考えてもこれらの情報は金額に換算すればン十万円の価値があるという見方もできます。
ウェブの発達によって際限なく大きくなった情報は受け手がきちんと見極め取捨選択しなければならないという便利になった反面面倒くさい時代になったと感じてしまいますが、少なくともナレッジの共有、拡散という面でウェブは一昔前では考えられないほどの恩恵をもたらしていると思います。実際私もその恩恵にあずかってデータの復旧を達成したのですから。

事例集めには多くの時間をかけました。ヘマをするとデータ復旧どころかHDD自体を壊してしまいかねません。できる限り慎重に事例を集めていきました。私と同じようにLinkStationが突然動かなくなったトラブルに見舞われ、見事にデータ復旧を遂げた事例を紹介しているブログ記事にいくつも出会えました。素人の私にも分かる言葉で「あ、オレでもできるかも…」と思えるものばかりでした。事例を集める中で「オレにでもできる、絶対救出してやる」という思いを強くしていきました。


データ復旧に必要なもの、工具、USB変換ケーブル、フリーソフト


Buffalo社製LinkStation LS-CHLシリーズ1.0TLのデータ復旧作業の概要は以下の通りです。

(1)LinkStationを分解。中のHDDを取り出す
(2)フリーソフトを用いてLinuxでPCを起動する
(3)USB変換ケーブルを接続しデータを抽出する

上記作業を遂行するために必要なものを揃えます。

(1)工具(ドライバーセット、爪楊枝)

外付けHDDを分解するために使用します。よくあるドライバーセットで十分です。しかし、近年のLinkStationは極力ネジを使用せずツメでカチッと留める構造になっていますので、ツメを取り外す爪楊枝(あるいはそれに準ずるもの)が必要です。

(2)フリーソフト「KNOPPIX7.0.2 DVD日本語版」

詳しいことは分かりませんが、LinkStationはLinuxベースで作られているらしくHDDから直接接続した場合Windowsではデータが認識できないのだそうです。現に起こっているトラブルが「PCがHDDを認識してくれない」ものなので、Linuxだろうがとにかくデータを読み取ってくれれば、というのが正直な思いでした。

LS06.jpg

フリーソフトKNOPPIX7.0.2 DVD日本語版は、PCをLinuxで立ち上げるためのソフトです。
ダウンロードした後、データをDVDに保存します。
右クリックすると「ディスクイメージの書き込み」と出ますのでそのまま進んでDVD-Rなどに保存してください。
このディスクはLinuxを立ち上げるときに使われる起動ディスクとなります。

(3)USB変換ケーブル

下調べではUSB変換ケーブルが必要と言うことで近所のPCショップに向かいましたが、店員さんに聞くと最近はケーブルで接続するものより、Boxになっていたり、カチャっとはめ込む器具のほうが需要が高いそうです。あとHDDにはいろいろと規格があるらしく、今後のHDD救出が起こりうる事態も考えてマルチに使えそうなものを購入しました。
それとなく聞いてみたのですが、私と同じような境遇に遭って買い求めるお客さんは結構いるのだそうです。

私が購入したのは玄人志向 KRHC-SATA2+IDE/U2 2,970円でした。これでデータの救出に成功すれば約100分の1の金額で済んだことになります。

LS07.jpg

これでLinkStationからデータを復旧する準備が整いました。
もしもの不安もありますが、ベストを尽くしました。あとはデータが無事に復旧されることを願うだけです。


次号はLinkStationからデータを復旧します。

次号【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(3)【データ復旧】 2013.04.30








-----------------------------------------------------------------

カラーコンサルタントRosa 公式サイト オープンしました。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。


よろしければクリックお願いします。励みになります。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(1)【データ復旧】

■関連記事
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(1)【データ復旧】 2013.04.15
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(2)【データ復旧】 2013.04.22
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(3)【データ復旧】 2013.04.30
【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(4)【データ復旧】 2013.05.07

この記事は、使用していた外付けHDD(Buffalo社製LinkStation LS-CHLシリーズ1.0TL)が突然故障し、様々な曲折を経て無事データ復旧を果たすまでの出来事を数回に分けて記したものです。便利だからと言って何でもかんでも外付けHDDにデータを放り投げてきた反省と自戒の念も込めて書いていきます。

もし同じような悩みを抱えている方がいればお試しいたでき、大切なデータが復旧するのにお役に立てれば幸いです。しかし、私が行ったことはメーカーからすれば決して認めることはできない(お勧めできない)ものですし、全てのHDDで同じように解決することを保証するものではありません。
お試しいただく場合はくれぐれも自己責任であることをご承知おきいただければと思います。

LAN経由でデータを共有できるLS-CHLシリーズを購入


LS01.jpg

私がLinkStationを購入したのは2年半ほど前2010年の暮れになります。このとき、自宅で主に使用している2台のPCが故障し買い替えなければいけない事態となりました。私自身別段PCに詳しいわけではありませんが、今回はPCのハードディスクを極力圧迫しないようデータを外付けHDDに保存することにしました。

外付けHDDは当時店頭に並んでいるものはUSB接続のものがほとんどでネットワーク経由で複数のPCから同時にアクセス可能な商品はあまりなかったと思います。その中で、Buffalo社製Linkstation LS-CHLシリーズはLAN接続が可能な数少ない商品でした。
容量は1テラバイトありますので私のような素人がデータを保管するには十分な量で、「まあ数年は大丈夫だろう」とタカをくくっていました。

以来、作成したデータはPCには保存せず外付けHDDに保存。写真から映像から何から何までこちらに放り込んでいました。当該外付けHDDも時折接続状態が悪いことがあるものの概ね好調で、昨年暮れも押し迫ったころに年賀状を作成した後は宛先のデータなども何の疑いもなく保存していました。

しかし、年明けに思いもよらぬ事態が起こりました。



LinkStationが故障、サポートに問い合わせるも復旧せず!


年明けになって本来はPCの電源と連動するはずの外付けHDDの電源が落ちていなかったり点滅が止まないなど今までになかった症状がでてきました。
そしてPCからアクセスを試みるも

「ネットワークパスが見つかりません」や「このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります」

とエラーが表示されまったくアクセスができません。BUFFALO NAS Navigatorを立ち上げると認識はしているものの画面には、EMモードと表示されこれまたアクセスができません。
PCも含め関連機器は調子が悪いこともあるので、電源を落としてからコード等を繋げ直して再起動したり、ファミコン時代の常套手段である「息フーフー」も試みましたが全く改善しませんでした。

これが重い事態だと認識した私はBuffalo社のサポートにメールにて相談することにしました。


サポートに相談するも事態は改善せず


ワラにもすがる思いでサポートに事態を文面と画面キャプチャにて説明し返答を待ちました。

Buffalo社の担当者の返信は簡単に以下のようなものでした。
----------------------------------------------------
1.ファームウェアのアップデート
→1.60にアップデートしたが改善せず。アップデート中に初期パスワードの入力を求められたが、はじかれてしまった。

LS05.jpg


2.Web設定の変更
→今回初めてアクセスしたにも関わらず初期IDとパスワードがはじかれアクセスできず。

LS02.jpg


3.PCのIPアドレスの変更
→PCとLinkStationノIPアドレスを同じ値にすれば改善される可能性があるとのことで試みたもののまったく改善せず。

LS03.jpg
----------------------------------------------------

かれこれ1か月間何度かやりとりを行いましたが事態は打開できませんでした。もはや万事休す。修理を案内されてしまいました。Buffalo社でいう修理は外付けHDDの修理で中のデータを保証するものではありません。

「これじゃ意味ないっつーの」


最後は、私が使用しているPCに問題があることを疑い、丸一日かけてリカバリを行いました。以前の状態に修復したのちに今一度LinkStationにアクセスするも結局はダメでした。

LS04.jpg

保証期間は過ぎているとはいえ、購入して2年で外付けHDDが壊れるなんて悔しすぎです。あらゆるデータを放り込んでいたとはいえ、まだまだ200GB程度。別段過酷に使用していたこともありません。


データ復旧業者の見積もり目安額には驚きの金額が!


忸怩たる思いを残しながらも、いた仕方ないと今度はデータ復旧の業者に問い合わせてみました。

数日後業者からの返信には

御見積りの目安ですが80,000円~300,000円となります。
お見積もりの金額は中のデータ量ではなくデータ取り出しにかけた作業数になります。

と記されていました。
正直「高い!」と思いました。データの価値、そして素人には手の負えない復旧作業と考えれば妥当な金額かも知れませんしHDD内のデータによってはそれでも安いと思う人もいることでしょう。
もちろん、私の外付けHDDのデータも私個人の思いとしては貴重かつ大切なデータです。しかし、最高で30万円というのは私にはどうしても高く感じました。


自力でのデータ復旧を決意


故障中のLinkStationにはこれまで撮り貯めた写真、映像、作品など私や家族がPCを持ってから集めた、あるいは作成したデータのほぼ全てが集約されていました。私たちにとってHDD内のデータは大切な記録であり、思い出なのです。

素人の技術でこれらをサルベージするのは大変危険ですが、どうも30万円というのは吹っかけられているような気がしまして…これなら意地でもと自力でのデータ復旧を決意しました。
それから1か月ほどは、同じ境遇に遭った方々の体験や記録、復旧までのプロセス、知恵袋での情報提供等できるだけ新しく、かつケースの酷似している事例をできるだけ集めて入念に準備を進めました。

さすが、ネットの時代、自ら求めればかなりの情報は集めることができます。多くの方々が自らの事例を公開してくださっているおかげでデータ復旧の方針を固めることができました。

次号はいよいよデータ復旧の準備に入ります。

次号【LinkStation】外付けHDDからデータを救出せよ(2)【データ復旧】 2013.04.22




-----------------------------------------------------------------

カラーコンサルタントRosa 公式サイト オープンしました。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。


よろしければクリックお願いします。励みになります。



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

アクセスカウンター

プロフィール

すぎば~

Author:すぎば~
【知っとっけ?ブログ管理人】
東京都在住・現在40歳
詳しくはこちらをご覧ください。

カテゴリ
最新記事
バックナンバー

全ての記事を表示する

Facebook
Amazon.co.jp
楽天市場 Rakuten Ichiba
RSSリンクの表示
検索フォーム