知っとっけ?ブログ 社会

「本物コトバ」を軽々しく使うのは「本物」い対して失礼だ


2017年の師走も半ばを過ぎ、新しい一年が刻一刻と近付いてきています。毎年この時期になると、「激動の一年を振り返る」と特集番組が放送され、あっと言う間に過ぎようとしている一年でも、振り返るとこんなに沢山の出来事があったことに驚かされます。

中でも印象に残ったことの一つが、10月に行われた衆院選ではないかと思います。日本を取り巻く安全保障の問題は待ったなしのところにまで来ているのに、国会はそんなことには目もくれずに森友・加計問題に明け暮れる日々。そんな中で国民の信を問うたのが今回の衆院選でした。結果は与党の圧勝、攻勢を強めたかった野党は分裂、再編のドサクサに紛れて立憲民主党が野党第一党に躍り出るドラマチックな展開となりました。

Election
Election / marahami


民進党から希望の党に合流することを善しとせず、立憲民主党を立ち上げて筋を通した枝野幸男代表は、野党支持層の判官びいきも相まって見事に野党第一党の座を掌中に収めました。だた政権交代を目的として結党した民主党は党内での政治思想の不一致という致命的な問題を抱えていましたが、立憲民主党ならば、政策論争で自民党と勝負できる政党になる期待は大きいと思います。まだまだ小政党に過ぎませんが、さすがに自民党の一人勝ちという状況が良いとは言えませんので、一日も早く力をつけていただきたいと思います。

ただ、立憲民主党の枝野代表が良く口にするフレーズにやや気になるところがありました。

「まっとうな政治を取り戻し、まっとうな暮らしを取り戻す」

この「まっとうな○○」の多用には違和感を覚えました。何が真っ当でなくて何が真っ当なのかということに対する言及が薄く、それこそ個人の価値判断に拠るものが大きいがために聞こえは良いのですが曖昧に映ってしまうのは私だけでしょうか。

政治家の意思を伝えるのは言葉。それがあまりにファンタジーに溢れていると瞬く間に有権者に見透かされてしまうのが自明の理です。最近の例で言えば鳩山元首相、小池百合子都知事が良い事例です。もちろん様々な考え方があるのは承知ですが、政治家たるもの、世の中をこうしたいという大きな志や目標があり、その実現のためには何がダメで何が良い。だから私はこうしていく。具体的には…と澱みなく語っていただきたいと思うのです。

世の中「本物コトバ」が蔓延していないか?


枝野代表の言葉をほんの一例で、「まっとうな~」、「本物の~」、「真の~」という所謂「本物コトバ」が蔓延しているように思えてなりません。美術品や骨董品といった真贋のはっきりしているものはともかくとして、政治、教育などと言った抽象概念に対して軽々しく使うのはいかがなものかと思います。もし「本物の~」とは何ですか?と問うたとき、誰一人として明確な答えを返せる人はいないでしょう。なぜなら、答えなどどこにもないからです。理論上のひとまずの解や、科学的に証明されている部分があったとしても、しかしながら、それらは部分回答に過ぎません。

世の中に絶対無二の真理なるものがあるならば、それに対して軽々しく「まっとうな~」、「本物の~」、「真の~」という本物コトバを使ってしまうのは本家に対して失礼極まりない行為です。例えば偽物が宗家を名乗る行為に他ならないからです。
もし軽々しく本物コトバを用いている人がいれば、失礼ながらその人の言葉や考え方自体が「薄っぺらい」と言わざるを得ません。

本物コトバにある数多くの形容詞を追求することは大切なことであると思います。だからこそ成長があり、世の中の発展があることは否定しません。大切なものことであるからこそ、軽々しく使うべきではないのです






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「優秀な人材が育たない」と嘆く前に採用の仕方を見直した方が…


経営者や管理職クラスの方を話をすると、必ずと言って話題に上るのは「人に関する悩み」です。これは人の上に立つ者の宿命であり、人に関する悩みから解放されるときは、それは引退するもしくは、トップから引きずり降ろされることを意味します。

どんなに壮大な野心があろうとも、周到な事業計画があろうとも、一人できることなどたかが知れていますので、当然のことながら人を雇って手に届かない部分をカバーします。こうして事業を拡大していくと徐々に権限を委譲し、組織としての体が整ってきます。

そして組織がある程度の規模になると、思いのほか「使える人材」が少ないことに気付くのです。組織の数だけ固有の原因があると思われますが、組織が小さい頃から共に歩んできた気心の知れた戦友がその原因となっていることが少なくありません。

こうした場合、その人の下で働いている人を見てください。あらゆる分野において少しずつスキルが劣っている、言い換えれば縮小・劣化コピーのような人たちばかりであればきっと間違いはないと思います。基本的には自身の意のままに動かせる人で、間違っても自分の存在を脅かすような存在にはならないような使い方、育て方をしている証拠です。その部下たちが将来同じことをしようものなら、劣化コピーの繰り返しとなって、優秀な人材など育つはずもありません。この行為が当人に自覚なく行われているものならば、経営者は気付かせる必要があると思いますし、「保身」から生じたものならば、排除も辞さない姿勢で対処する必要があると思います。

もちろんこのことは経営者レベルにも言えることで、頭角を表した人が思わぬところで失脚させられたり、人望の厚い人が突然悪者扱いされるといった現象が起きている場合は、案外、経営者の自己防衛本能から「優秀な人材(になりえる人)」を排除しようとしていることが多く、言うなれば「優秀な人は欲しいけれども、自分より優秀であってはならない」という願望を持っていると言って良いでしょう。

ただ、これでは経営陣はイエスマン&経営者の劣化コピー、現場は現場で管理者の劣化コピーが使い捨て感覚で量産される訳です。これなら会社はうまく行って現状維持。将来的に成長を遂げることはできません。

tokyo
tokyo / osamukaneko


ですが、彼らから聞かれるのは、「優秀な人材が育たない」という嘆き…。そりゃごもっともなのですが…。
もちろん育て方にも問題ありですが、最も大きな原因は採用段階にあって、既得権のある人たちの地位を脅かすほど将来性のある人材は採用段階で彼らの手によって振り落とされている可能性が高いのです。もし、採用側の人間が学歴にコンプレックスがあったならば、高学歴な人材は履歴書を見られた時点で落とされます。

そのとき彼らは言うのです「学歴は関係ない」と。確かにこの言い分は正しいですが、そこに彼らのコンプレックスが垣間見られれば途端に説得力を失います。

経歴、資格、面接での受け答え良し、良識あり、志あり、目力あり、将来性あり…。採用する理由は数あれど落とす理由など見当たらないにも関わらず不採用とするならば、それは採用側の保身に他なりません。落とされた側は「それまでの会社」と切り替えれば良いですが、こうした優秀な人材と出会う数少ない機会を逃した会社は、このようなことを繰り返せば間違いなく衰退の道を辿るでしょう。「優秀な人材が育たない」と嘆く前に、優秀な人材をみすみす逃している採用方法から見直すべきだと思います。

アメリカの鉄鋼王、カーネギーの墓石には「己より優れた者を周りに集めた者、ここに眠る」と刻まれているそうです。優秀な人材を育てるには、ときに自分より優秀な人、才能に溢れる人を集め、対峙する器量が必要だということですね。








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【衆議院総選挙】自民が単独過半数の勢い



記録的な強さの台風が日本列島を通過する中実施された衆議院総選挙の投票結果は、開票間もなく与党圧勝の情報が報じられ、森友・加計問題で怪気炎を上げる野党を黙らせる形となりました。

総選挙まで、与党の選挙戦は第2次安倍政権発足以降は最も厳しいものであったと思います。それは、マスコミによって形成される世論によるものが大きかったように思えます。政権の高い「不支持率」、安倍政権の続投を望まぬ声が多数と報じた毎日新聞はこの選挙結果をどのように受け止めるのでしょうか。

安倍晋三
安倍晋三 / fzhenghu


いずれにしてもはっきりとしたのは、これまでテレビや新聞の影響力によって作られてきた世論はもはや信頼に足るものではないということではないでしょうか。また、その論調も必ずしも正義でもなければ、事実を報じているとは限らないことも明白になったように思えます。新聞であれば当然バイアスがかかっていますし、テレビでも両論併記の原則はありながらもやはりパイプの太い新聞社の色はどうしても出てしまいます。

従って、ひとつの新聞、ひとつのチャンネルといった媒体からの情報では真実は見えてきません。右も、左も、中道も、無関心層も含めて様々な視点に触れなければ物事の本質は見えてこないのではないでしょうか。ただ、残念ながら、様々な偏向報道を垂れ流したマスコミも「自分は正しい」という信念が揺らぐことはなさそうですので、有権者には様々なソースから情報を仕入れて、多角度から判断する能力が求められるのです。

少なくとも選挙の結果は、国民の意志を反映したものに他なりません。しかし、今回の解散を「大義がない」「お前が国難」と吐き捨てた識者はどのような言い訳をするのでしょうか。
恐らく「天候不順で投票率が落ちた」「野党分裂で票が割れた」「ポピュリズムの権化だ」と様々な論調が予想されますが、それこそ国民をバカにした物言いのように思えます。やはり、派手なパフォーマンスや、パズルの組み換えをしても、日本の在りようを明確に示せない党に、日本を託す気になる人がいるでしょうか。

安倍政権に対して不満が高まっていようと、それに代わる野党が安倍政権以上のことをできる状態ではとてもないことは誰の目にも明らか。その時点で今回の選挙の結果は見えていたのだと思います。

しかしながら、不完全ながら、今回の野党の分裂劇によって、これまで寄せ集め所帯であった民進党が分裂し、希望の党へ合流する者、左派グループが立憲民主党を立ち上げ、野党のカラーがはっきりしてきたのが唯一の救いだったように思えます。

自民党を脅かす政党が現れ緊張感ある政治が繰り広げられるには、一にも二にも強い野党の存在です。今回はおぼろげながらもその道筋が見えたような気がします。新しく生まれ変わった野党には、単なるあ下足取りではなく、この国の在りようを明確に示してもらいたいと思います。

とまあ、マスコミは騒ぎ立てたものの、何だか予定調和的な選挙結果に、ホッともしたし拍子抜けもした開票速報でした。







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「不祥事」はその後の対応が問われる


毎年のように報じられる企業の「不祥事」は後を絶つことなく、やれガバナンスだ、コンプライアンスだと叫ばれても減ることはないように思えます。
2017年をとっても、電通の過労死問題、富士ゼロックスの不正会計問題、日産自動車の不正車検問題、神戸製鋼の検査データ改ざん問題など世界に名だたる名門企業の不祥事が目立ちます。特に今年は多いのかな?と思いきや、そういうわけでもないようです。新聞やマスコミが騒ぐのは一部の大企業、つまり氷山の一角であって、「不祥事」というには些事と思われるグレーなものも含めば相当な数になると思われます。

企業活動は、社会貢献と言えば聞こえはいものの、強豪とシェアを奪い合う血生臭い戦いを繰り広げているのが現実で、法に触れない、もしくは明るみにならないレベルで、えげつない手口を使ってでも勝ち抜きたい、目標を達成しようとしてる企業が圧倒的多数です。偉大な経営者が著した経営哲学を見れば、それこそ究極の理想を体現した会社像が描かれていますが、あくまでそれは理想。自由と博愛を体現したと言われるフランス人権宣言も、血みどろの戦いを繰り広げたフランス革命がベースにあったのと同様に、企業の生き残りを賭けた戦いもそう甘くはないようです。

Xerox
Xerox / switchstyle


であるならば、もちろん許されるものではありませんが、企業の不祥事は起こるべくして起こると考えることはできないでしょうか。きっかけは些細な取り繕いだったかも知れません。会社を思う余りのちょっとした数字の書き換えだったかも知れません。しかしそれは瞬く間に大きな問題となっていくのです。

企業の不祥事が報じられた際、有識者が「コンプライアンス意識の欠如」「ガバナンスが機能していない」などもっともらしいコメントを述べます。もちろん正解です。しかし、企業勤務の経験のない学者や評論家のコメントにそれに至った経緯やドロドロした人間ドラマなどに思いを巡らす想像力は働きません。一方的に社会悪だと断罪して得意顔をするのがせいぜいでしょう。

もちろん、不祥事を肯定するつもりはありませんし、不正や違法行為の類はあってはなりません。しかし、過酷な戦いを繰り広げる企業においては、どんなに気を付けても「不祥事」は起こりうるのです。もし、「うちは社員教育は行き届いているので不祥事は起こりません」「うちは経営理念が浸透しているので不祥事は起こりません」と言うのなら、それは経営陣が作り上げたファンタジーに過ぎず、裏では握りつぶされて表に出ない数々の不祥事があることを社員はとうに見抜いているはずです。

不祥事の芽を摘むことは大事です。そして起こらないようにすることも大事。しかし、行われる対策は臭いモノに蓋をする対処療法に過ぎず根本的な解決を図る余裕も予算もないのが現実です。ですからコップから水があふれるようにいつかは白日の下に晒されることになるのです。

したがって、不祥事が明るみになったときこそ抜本的な改善のチャンスであり、大ナタを振るうことによって一時的に大きなダメージを受けるものの、長期的に見れば成長カーブを大きくすることにも繋がるのです。問われるのはその後の対応なのです。







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【衆議院解散】何をやっても批判を受けるなら…


今秋、衆議院解散が確実視され早くも各党が総選挙に向けた駆け引きを繰り広げています。任期を1年と少し残したこの時期の解散に、野党や各報道機関からは「大義なき解散」「解散権の乱用」と批判の声が上がっています。目下、北朝鮮情勢が極めて不透明な中の解散に、「この大事なときに」という声も少なくないようです。

しかしながら、結局、クロとは言い切れなかった森友・加計問題に明け暮れた野党に「国民不在」という資格はないわけで、もし、これらの問題で与党を追い詰めることができたのならば「国民の信を問え」と衆院解散を迫ったことでしょう。野党の攻勢が思うようにいかない中での解散宣言だっただけに、これらの批判は「負け惜しみ」にも聞こえなくはありません。

国会議事堂
国会議事堂 / Richard, enjoy my life!


任期を残しての解散の意図は、これから取り組まねばならない財政や働き方改革などの諸問題、特に北朝鮮問題などに係る安全保障の問題に関して腰を据えて取り組む狙いがあると思われます。遠からず起こるであろう有事に対し、1年ちょっと先に選挙があっては対策の障害にもなり得ますし、もし今後大きな不祥事でも起こそうものなら政権基盤を揺るがされることにもなりかねません。そこで、勝てるときに勝っておきたいというのが狙いであると思われます。

「国民不在」という声も多数聞かれますが、この危機的状況で政権交代が起こって現野党に政権を任せようと思う人はそうはいないでしょうし、かつて民主党が政権を取った時よりも今の野党は足並みが揃っていないことは明らかです。

したがって、今回の総選挙は向こう4年間の政権の安定を担保し、ここ一連の疑惑や議員の不祥事等の失点に野党が多少食い込む程度で、山が動くほどのうねりは起こらないと思われます。
そんなことは、野党も左派マスコミも分かっていて、だからこそ、批判のための批判を展開することで1票でも1議席でも確保したいというのが本音でしょう。

こと安倍政権に関しては野党もマスコミも「まずは批判」、あたかも異常者如く扱うのはお約束ですので、何をやっても批判を受けるのならと開き直りに近い決意さえも感じます。報道機関のあからさまな印象操作に、動かされる視聴者も少なくありませんが、情報の取得手段が多様化した昨今は、印象操作を容易に見抜く人たちも増えてきました。

情報の信頼性といった点では新聞の右に出るものはないと思いますが、各紙論調が異なるうえに、世帯で何紙も取ることはできませんのでついつい考えが偏ってしまいがちです。一方ネットの場合は信憑性やソースに多少の問題はありますが、多様な視点を得られるという点では優れていると思います。年齢が下がるほど現政権の支持率が高いのは、得ている情報のソースの違いであるという見方かできると思います。

ただ、実際に蓋を開けてみないと分からないのが選挙です。自民党対野党連合に小池都知事や民進党の離党組による第三極も動きを見せています。怪気炎を上げる野党連合は恐らく勝てないように思えますが、自民党の傷がどれだけで済むのか、小池新党がどこまで議席を伸ばすのか、興味が尽きることはありません。






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