知っとっけ?ブログ 【超芸術】大トマソン展に行ってきました!
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【超芸術】大トマソン展に行ってきました!

先日、新宿眼鏡画廊で開催されている大トマソン展に行ってまいりました。

新宿駅東口から区役所通りとゴールデン街の間を走る緑豊かな「四季の道」を抜けるとほどなく右手に目当ての建物が見つかります。歩くこと15分ほど、晩秋の涼しい風に吹かれながらちょっとした散歩の感覚で現地まで行き着きました。

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大きな美術館の「大○○展」と比べるとそれはささやかなものでしたが、小さなギャラリーには途切れることなく人の往来があり、未だに根強い「トマソン人気」を感じることができました。

超芸術トマソンとは?


「トマソン」と聞いて多くの人は「何じゃそれは?」というのが正直な印象かも知れません。知っている人間でさえも「トマソン」の由来を説明するのにはやや時間を要します。なぜなら「トマソン」はもはや抽象概念の領域まで達しているからです。

トマソンは、1981年~82年にかけて読売巨人軍に在籍したゲーリー・トマソン選手を由来としています。
トマソン選手はポストON時代を担う主砲として獲得したワールドシリーズ制覇をも経験した現役バリバリのメジャーリーガー、長身で端正なマスクで来日当初から絶大な人気を博したのだそうです。

今でこそイチロー選手やダルビッシュ投手などメジャーリーグで活躍する日本人選手は珍しくはなくなりましたが、当時はメジャーリーグなど雲の上の存在。シーズンオフの日米野球では圧倒的なスピードとパワーに日本人選手は歯が立たず、何とか一矢報いるのが精いっぱいの時代でした。

しかしながら今も昔も現役バリバリのメジャーリーガーが日本で活躍できるかどうかは別問題。かつてヤクルトに在籍したボブ・ホーナー選手が「地球の裏側にもう一つのベースボールがあった」と言っていたように、野球という同じスポーツであっても戦い方が全く異なるのです。
ですから、日本の野球を見下し、出稼ぎ感覚で来日してメジャー流のやり方に固執した選手は悉く夢破れて去って行きました。

トマソン選手も例に漏れずそんな選手の一人でした。
トマソン選手のバットは悉く空を切り、それは人間扇風機と揶揄され、スポーツ紙では「トマ損」という見出しが躍りました。そして2年目はシーズン序盤に痛めた脚を治療するとアメリカに帰国したまま再び日本に戻ることはありませんでした。

言わば日本で鳴かず飛ばずだった現役メジャーリーガーの走りのような選手ですが、トマソン選手が突出していたのは絶大な人気と、我慢強く使われ続けたことにありました。

そこに「使えないけれども愛されている」として、街中の同様な物件が「トマソン」と名付けられたのです。
とそんな感じで80年代は「超芸術トマソン」として社会現象にまでなりましたが、30年を過ぎた今も細々と生き残っているわけです。

トマソン選手もまさかこんな形で日本に名を残すとは考えもしなかったでしょう。
今回の「大トマソン展」はそんな街中のトマソンの展覧会だったのです。

tomason1.jpg


純粋階段、無用門などオモシロ物件がいっぱい


小さな画廊にはトマソン物件の写真が所狭しと展示されていました。階段でありながら階段としての機能を果たしていない「純粋階段」、門でありながらセメントで埋められ門としての機能を果たしていない「無用門」など、トマソンを知る人には思わずニヤリとしてしまう作品ばかり。
入口のスペースにはこれまでのデータがプロファイルされており、今はきっと存在しないだろう懐かしい物件の数々を堪能することができました。



大トマソン展

■場所 新宿眼鏡画廊
■会期 11月1日(金)11月13日(水)
 1220時 *木曜休廊/水曜日は17時まで


会期は残りわずか、マニアックではありますが文庫版の書籍も出ていますので、ご興味の湧いた方はちょっと覗いていただいただけでも十分楽しんでいただけると思います。







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