知っとっけ?ブログ 「その後」を描けない革命は失敗する

「その後」を描けない革命は失敗する



それが「革命」と呼ぶに値するるかどうかは別として、内外において「革命」と称される出来事が少なからず起きています。それまで閉塞感や絶望に満ちた生活を送っていた市民にとって、それは生きる希望であったはずなのに、多くの場合、その革命は元の木阿弥と化してしまいます。

「市民革命」として教科書でも取り上げれる1642年のイギリス清教徒革命、1789年のフランス革命はその代表格として有名ですが、抑圧された市民の怒りが爆発し、時の権力者を粉砕するほどのエネルギーも、革命後はそのマグマの熱は急速に冷却され、ほどなくして王政復古、すなわち革命前に戻ってしまったことをご存知でしょうか。

もちろん、革命がまさしく、世の中を変えてしまうような事例も多くあります。様々な異論もあるでしょうがロシア革命をはじめとする社会主義革命が、今なおその影響を保っているのは、先に述べた革命と性質を異にするからと思われます。

それは、「革命後の世界を描いていたか」に尽きるのではないでしょうか。つまり政府転覆とうまさに「革命のための革命」であった市民革命と、社会主義社会の実現という明確な革命後のデザインを描いていた社会主義革命の違いがここにあります。

今から5、6年前、エジプトを中心にした起こった「ジャスミン革命」は、ソーシャルメディアそのムーブメントを後押ししたまさに、現代の市民革命ともてはやされましたが、今や誰もそのことを口にする人はいなくなりました。「世の中を変えたい」という渇望は革命への原動力になりますが、その後のグランドデザインが描けていないと結局は元の木阿弥と化すのは古今東西、真理であると言えそうです。

日本ならスケールは小さいですが、2009年の政権交代は、長らく君臨してきた自民党政権の崩壊し、民主党という新興勢力による新しい時代の到来を予感させました。確かに当時の自民党は制度不良を起こしていましたし、弱った自民党を小気味よく攻撃する民主党は、「旧社会党の残党が跋扈している」という警告の声を差し引いても頼もしく映ったものでした。

しかし、いざ政権を取ってみると、早くもボロを出してしまったのはご存知のとおりで、耳障りのよい公約はことごとく実現に至らず頓挫し、無責任に発言や政策は今も暗い影を落としているのは周知の通りです。これも、民主党が「政権奪取」という目標後の世界を描いていない、百歩譲っても具体的に描けていなかったのが失敗の大きな原因です。

これを機に学習した多くの国民は「反対」「反対」を繰り返す政党や市民運動の声に胡散臭さを感じているように思えます。安保法案、沖縄基地問題、テロ等準備罪など、政府が絞り出した政策に対して声高に反対の声をあげていますが、その対案は全く聞かれません。少なくとも現状維持ではいられないはずなのに、対案もなく反対の声をあげるのはいかがなものでしょうか。そこには、反政府、政権打倒といった目的のみした存在しない「革命のための革命」の意図が見え隠れします。「全く懲りない面々だ」という国民のげんなりとした感情が、野党の散々たる支持率につながっているのではないでしょうか。

「その後」を描けない革命は失敗することは歴史が証明済み。識者や野党の人たちが「ポピュリズム」「反知性主義」とバカにする市民もそのことは分かっているからこそ、彼らに票を投じることはないのです。






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