知っとっけ?ブログ 【毎日新聞報道】それこそ世論誘導ではないのか?

【毎日新聞報道】それこそ世論誘導ではないのか?


新聞ははるか昔から市民の貴重な情報源として生き続けてきました。現在のようにインターネットが普及した今でも、それに寄り添う形となったとしても、情報源としての信頼性は群を抜いており、それは一朝一夕に作られたものではないことを思い知らされます。

ごく稀に誤報はあるにしろ、新聞は事実を伝えるメディアであるという確固たる地位は揺らぐことはありません。しかし、同じ事実を伝えるにしても、それをどのように伝えるのか、どのように解釈するのかについては新聞社によって様々です。

新聞はどれも同じではなく、それぞれが思想を持ち、色を持っています。そして事実に基づいた記事は、新聞社の色がついて私たちに伝えられるのです。

日本で言えば、左派と呼ばれる朝日新聞と毎日新聞、右派と呼ばれる読売新聞と産経新聞。読み比べてみると、同じニュースでも伝え手によってこんなに変わるものかと驚かされます。はっきり言えば「水と油」のようなもの。歩み寄ることはまずないでしょう。互いが互いをまるで下等生物のように馬鹿にし、我こそが正義たらんと振る舞う姿は、話し合いの席を設けることさえ不毛であると悟らざるを得ません。

日本を悩ます困った隣国への対応も、「話し合いを」と声高に叫ぶ人がいますが、日本国内でさえ話し合いすら成立しないほど考え方に違いがあるのに、外国相手なら言わんもがな…でしょう。

POTUS in Hiroshima
POTUS in Hiroshima / nofrills


例えば左派メディアから見れば、安倍政権は、軍国主義へ暴走する復古主義的な内閣と世論を煽り、右派メディアは、日本を「普通の国」にするまっとうな内閣と評価しています。左派メディアだけを読んでいる人ならば安倍総理はまるでサイコパスであるかのように錯覚するかも知れません。しかし、現状は依然高支持率を誇る安定政権の長。何だか報道と事実のズレを感じずにはおれません。左派メディアはそれを「ポピュリズム」と呼ぶのだそうですが…。

ただ、メディアが自由に情報や思想を発信できるのも、言論の自由が保障されているからこそ。たとえ酷い政権批判をしたとしても有事があれば国が全力で守ってくれるのが日本。様々な考えがあり様々な価値観があり、それが時には衝突し合って国が前に進んでいく、そんな国は世界を探してもごくごく少数に過ぎません。

話が逸れました。
さて、5月21日の毎日新聞の報道で気になることがありました。


<陛下>退位議論に「ショック」 宮内庁幹部「生き方否定」
(2017.5/21 毎日新聞)

 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。陛下の考えは宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた。

~中略~

 ヒアリングでは、安倍晋三首相の意向を反映して対象に選ばれた平川祐弘東京大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授(故人)ら保守系の専門家が、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」などと発言。被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀(さいし)だけを続ければ退位する必要はないとの主張を展開した。陛下と個人的にも親しい関係者は「陛下に対して失礼だ」と話す。

~以下省略~



天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議では、2600年以上も続くとされ、日本を形作ってきた天皇制が直面している危機に際し、連綿と受け継がれた歴史を鑑みながら慎重に議論がなされています。敗戦は天皇制の大きな転機となりましたが、いずれ迎えるだろう皇位継承の危機に際し、議論の開始が遅きに失した感がありますが、陛下に関することに口を出すことさえ恐れ多いとここまで引き延ばしてきたというのが事実でしょう。

世界最古の国とされる日本の根幹を揺るがしかねない天皇制の問題に関し、そう簡単には結論は出せないのは当然のことですし、現在の価値観と照らし合わせて「元号は廃止せよ」「女系天皇を認めよ」と安易に考えるのは、なぜ長きに渡って天皇制が守られてきたのか、また守ってきた人たちに対しての思慮が足りないと言わざるを得ません。そんな浅はかな考えで廃止や変更ができようものなら、とうの昔に変わっていた筈ですし、守り続けられてきた理由もあるはずなのです。ですから、慎重に慎重を重ねた議論は必要ですし、一代限りの特例として継続審議にするのは一つの考え方であると思います。

この記事で気になったのは下記の表現

「ヒアリングでは、安倍晋三首相の意向を反映して対象に選ばれた平川祐弘東京大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授(故人)ら保守系の専門家が、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」などと発言」

渡部氏は先日鬼籍に入られましたが、平川、渡部両氏とも、日本の伝統文化を尊重し、天皇陛下に対しても深い尊敬を払っている識者です。天皇家を存続させることが第一義であることに異論を挟む余地はありませんし、それ以外の公務は皇室で分担し合うのも陛下のご負担を軽減する方策です。公務での負担が抑えられれば終身で天皇をお勤めになることも可能であるという一つの考え方であるはずです。

それに対してこの記事は、有識者会議のメンバーは天皇陛下のお考えをないがしろにし、陛下の意に反する方向でことが運んでしまった。それに陛下がショックを受けている。という体でまとめ、主要な有識者メンバーである平川氏と渡部氏は、安倍首相の意向を反映して選ばれた、すなわち、首相肝いりのメンバーが陛下をないがしろにしていると言わんばかりの記事です。

もちろん決め事に異論反論が起こらないわけはありませんが、発言の一部を切り取って世論を誘導する意図を感じずにはいられません。ましてや渡部昇一氏は、もう反論する機会がありません。

「だから保守は…」「陛下の政治利用…」「アベガ~」と一部の掲示板では盛り上がっているようですが、天皇制、安保法、沖縄基地、共謀罪などなど左右意見は割れているような報道に関しては、多角度からモノを見なければ、正しい情報は得られません。そんなことは今日の報道を見て感じました。






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