知っとっけ?ブログ 【高校野球予選】球児たちよ、後悔のない戦いを!

【高校野球予選】球児たちよ、後悔のない戦いを!



全国高等学校野球選手権大会の都道府県予選が佳境に入っています。4000校あまりの頂点に立つのはどの高校か?その中でどんなドラマが生まれるのか、いち高校野球ファンとして楽しみにしています。

高校野球にあり方に関しては様々な議論があることは周知です。高校野球にかつての「軍国主義」を想起する人もいるのだとか…。それはともかく、ますます強まる猛暑の中で野球をさせることや、野球人生という長いスパンで考えた場合の投手の連戦連投が続くこと、地元の選手が誰もいない代表校など、高校野球ファンであっても考えてしまう問題は多々ありますが、3年間一心不乱に白球を追いかけてきた球児たちには何の罪もありません。これまでの努力の成果をいかんなく発揮し、一日でも長く野球を続けて欲しいと願うばかりです。

甲子園
甲子園 / ryosalem


ただ、近年私が感じるのは、高校野球も急速に進む少子化の影響から逃れられないこと。最低でも9人必要な競技ゆえ、部員集めが困難を極める高校が今後増えてくることは必至です。私自身は、団塊ジュニア世代でしたので同年代は人間はべらぼうに多かったのですが、私の在籍していた高校の野球部は私の代で12名。それでも何とか試合のできる人数でしたし、少人数ゆえに、沢山の球を打ち、沢山の球を受け、密度の濃い練習ができたと思っています。しかしながら、昨今は9人すら集まらず、何校か集めた連合チームで大会に臨む例も多くなってきました。チームスポーツである野球で急造の連合チームが勝てるほど甘くはありません。部員は頑張っていますが、目を覆いたくなるような試合も少なくはありませんでした。

ですので、できれば連合チームを作るよりは、いっそのこと廃部にして、高校で野球をやりたい人は入試の段階で野球部のある高校を選択するなどの措置を取った方がよいように思うのです。野球をやるからには中途半端にはやって欲しくない。悔いのないほど完全燃焼するにはやはり連合チームでは厳しいのではないでしょうか。もしかしたら、高校に入ってから野球をやりたいと思った人の希望の芽を摘んでしまうという声があるかも知れませんが、それはメジャースポーツ以外の部活がない学校もあるわけですからそれは仕方のない話です。3年間苦楽を共にした仲間は一生の財産です。それだけに、「〇〇高校」の看板を背負った戦友として戦ってほしいのです。


弱小校でもめげずに白球を追いかけてきたしがない高校球児だった私が、早々に県予選で最後の夏を終えてから四半世紀が経ちました。今でも、野球部時代の思い出は生々しく蘇りますし、試合のシーンは未だに夢に見ることさえあります。後悔するなと偉そうに言っても私自身は後悔だらけの高校野球だったように思えます。個人的な技術にしてもそう、チームとして成熟度にしてもそう、試合結果にしても偉そうに言えることなどありません。ただ、「進学校なのになんで野球やってんの?」という後ろ指に対して肩身の狭い思いをしながらも最後までやり切ったことは誇るべきことだったと思います。

嬉しいことより悔しかったことの方が多かった野球部時代ですが、あのときの思いをエネルギーにしてきたからこそ今があると思えるのです。「最近の若い者はストレス耐性がないし、体が弱い」などと言われますが、それは私の世代でも同じように言われていました。最近の若い者は…と同じように年長者が使う常套句なのでしょうが、清濁併せ呑む器量や、逆境へ立ち向かう根性、そしてストレス耐性や体力は、間違いなく高校野球を通じて培ったものです。高校球児から、一人の高校野球ファンになって四半世紀が過ぎましたが高校野球を通じて培ったものは一生の財産であると胸を張って言うことができます。

高校野球を引退するとき、私を指導してくださった方はもちろん、多くの指導者の方が、部員にこんな花向けの言葉を贈ります。

「試合には敗れたけれど、人生の勝者になるんだ」

何を以て「人生の勝者」とするかは、その人の判断ではありますが、「感謝と喜びの人生が幸福だ…」などと現状肯定して気持ちよくなっている宗教まがいの自己啓発セミナーであるような幸福感ではなく、「豊かな生活を送り、人から必要とされる人間」というごくごく俗人が考えるような成功者のイメージから考えれば、私などまだまだ人生の勝者とは程遠いところにいます。

「もっと頑張らないと」と思わせてくれるのが、負ければ終わりの明日なき世界を戦っている高校球児たちのひたむきな姿勢なのです。彼らに刺激を受け、自身が「人生の勝者」であると胸を張れることこそ、高校時代の恩師や苦楽を共にした仲間たちへの恩返しのように思えるのです。

「後悔のないように」と言ってもやっぱり後悔は残ります。その後悔は高校野球で返すことはできないけれども、努力したいで人生で釣りが出るほど返すことができます。それはやはり、最後の夏で精一杯やり遂げた人にこそ与えられる権利だと思うのです。

1か月後には1校を除いてすべての高校が「敗者」となります。「人生の勝者」へのスタートは、敗者になった瞬間から始まるのです。






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