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【球春到来】プロ野球12球団、いよいよキャンプイン


2月1日、球春到来。いよいよプロ野球12球団が一斉にキャンプインします。10月のペナントレース終了後、CS、日本S、侍ジャパン壮行試合に、秋季キャンプと、シーズンオフとは言え決して野球を離れていたわけではないので、束の間のオフシーズンにリフレッシュとメンテナンスを行い、1月の自主トレで慣らし運転を行い、キャンプでいよいよ再始動といった感じでしょうか。一昔前と比べれば、トレーニング理論が発達しした上に、オフをいいことに遊び呆ける選手も少なくなったので、キャンプインでさえ選手にとってはひとつの節目に過ぎないのかも知れません。

しかしながら、食うか食われるかの激しい競争に晒されている世界ですから、キャンプは技術や体力の向上のみならずレギュラー奪取に向けて絶好のアピールの機会。数少ないチャンスをモノにする運や集中力もプロで生き抜いていく実力のひとつです。ですから、たかがキャンプ、されどキャンプ、彼らにとっては一日一日が勝負の日々が続くのです。


今年は開幕前にワールド・ベースボール・クラシック。DeNAは?


そして今年は開幕前にワールド・ベースボール・クラシックが開催されます。侍ジャパンには、ぜひとも頑張っていただき、世界一を奪取してもらいたいと思いますが、日本の威信をかけてWBCに挑んだメンバーがいざシーズンを迎えてどのような影響が出るかが心配です。

2006年のWBCでは侍ジャパンの世界一に貢献した多村仁選手が、ストライクゾーンの違いから絶不調に陥り、クロスプレーの際に肋骨を4本骨折してシーズンを棒に振ったのは有名な話です。
また、村田修一選手も、準決勝の韓国戦で一塁ベースを回った瞬間に肉離れを起こし、前半戦は欠場を余儀なくされました。
日の丸を背負うことは、誇りであり、何物にも代え難い価値あるものであることは確かですが、それによって負ったケガや、シーズンへの影響は保障されることはありません。日の丸を背負う名誉と引き換えに、プロ野球選手としての選手生命を差し出すのは酷なようにも思えます。かつて中日、落合博満監督がWBCの選手派遣に協力的でなかったのも一理あると言えそうです。

ただ、個人的に言わせていただければ、ベイスターズから選出されたのは筒香選手のみ。繊細な感覚を大事にする選手ではありますが、コンディションやストライクゾーンを言い訳にする選手ではありません。侍ジャパンのクリンナップを背負う責任感や他球団の選手から刺激を得て、却って大きくなって帰ってくるように思えてなりません。

キャンプ、オープン戦とペナントレースに向けてチームの状態が上がったときに、世界を相手に戦ってきた筒香選手が、打順だけではなく精神までも「不動」の4番となってそのピースに加わることで、ベイスターズが2017シーズンも十分に戦える力が整うと思います。

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2016年、初のCS進出。第1Sを制し、第2Sでも王者カープを追い詰めたベイスターズにとっては、優勝争いを繰り広げて、「強豪」としての地位を盤石なものとしたいところ。山口投手の巨人移籍は痛手ながらも、それをバネにして戦ってほしいです。内川選手、村田選手、藤田選手…ベイスターズを出て移籍先で日本一を経験した彼らがいなくても、番長三浦投手が一勝もできなくても、昨年はAクラス入りを果たしました。絶対的な力をもつ選手だけに頼らなくても、チーム一丸となて勝利を手繰り寄せてきたのがベイスターズです。ですから、今年はキャンプインから大きな期待を持って見守りたいと思っています。

…とは言え、毎年この時期は期待に胸を躍らせる訳ですが、開幕を機に徐々に下方修正し気付いたら最下位なんてことも珍しくはありませんでした。今年こそは、夢が10月まで続くことを願っています。









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【横浜DeNA 2016シーズン終了】初めてのCSでも大健闘、来年こそは…


2016年、クライマックスシリーズ・ファイナルステージを制したのはセパ両リーグともに首位追加のカープとファイターズ。この時期になると事あるごとにCSの問題点が指摘され、廃止を訴える評論家の声もひときわヒートアップしますが、仕組みはどうあれ、首位のチームが無条件に強いということが今年も実証される形となりました。

CSの問題点は幾度も指摘され、頭では「そりゃそうだ」と分かっていても、CSにすら出場したことのないチームにとっては、まずはAクラスに入ってCSの出場権を獲得することは大きな目標となります。苦節10年、ようやくその権利を得たのが他でもない横浜DeNAベイスターズというかつては球界最弱の名をほしいままにした球団なのです。

2011年オフの球団誕生時からの一つの目標であったポストシーズン進出が達成され、いよいよ「優勝」という言葉も口にしても恥ずかしくないステージに差し掛かりました。しかし、これまでの長い長い暗黒時代の反動からか、CS進出を心待ちにしたファン、そして球団の経営努力によって獲得した新しいファンが融合した今までにない異様な盛り上がりを見せていました。

古くからのファンならば、ちょっと勝ったくらい、たまたま順位が良かった年などは、決して嬉しくないわけはないのですが、「次はいつ負けるのだろう?」「どうせ長くは続かない」などネガティブな感情が先走って手放しで喜べないところもあったのではないでしょうか。勝ってほしい、強くなってほしいと長いながらも、叶わぬ夢と諦めかけていたふしはないでしょうか。98年もそうだったのですが、強くなったら強くなったでどう喜んでいいかも分からず、気付いた時にはまた弱いチームに戻っていた…。そして98年の記憶はいつか患った熱病のように、脳の遥か深い部分に追いやってしまったような気がします。

それが、2016年は堂々のAクラス。そしてクライマックスシリーズでは球界の盟主、巨人軍に挑戦という一昔前には信じられなかった夢の対戦が実現しました。

1勝1敗で迎えた1S最終戦。東京ドームに足を運んできました。

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ビジター応援席のチケットは、開始後即完売。即座に高値で転売されているのを見て殺意が沸いてきましたが、Eプラスは、キャンセルが出た分は再販されますので、粘り強く待ってやや一塁側ですが、内野二階席のチケットをゲットすることができました。

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かつては、横浜スタジアムのライトスタンドまでオレンジで染まっていた時代は今は昔。10月10日の東京ドームは半分以上が青く染まっていました。声量も圧倒的で、屋根付きの球場内には地響きがするような歓声が轟いていました。長い冬の時代、ガラガラのスタジアムを知る者にとっては、青く染まったスタンドを見るだけでも涙が止まらなかったと思います。勝負事はどうなるかわからないけれども、選手とファンがこれだけ一体となって歩んでいけば遠からず優勝できるのではないかという根拠のない自身が沸いてきました。

試合は両者死力を尽くした好ゲーム。バックネット裏二階席で感染する我々はフライが上がるとなかなか目測がつかず、そのたびにドキドキしていました。一進一退の好ゲームにケリを付けたのが伏兵嶺井選手であったことも今年の勢いを象徴する光景でした。

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試合後も東京ドームはまるでホームであるかのような盛り上がりを見せ、後楽園界隈は青いユニフォームの人たちで溢れかえっていました。これは長かったベイスターズの暗黒時代の終わりを告げると同時に、セリーグがどの球団にも優勝の可能性がある戦国時代に突入したことを意味しているのではないでしょうか。
ほんの少し前まで最下位争いをしていたカープとベイスターズが日本シリーズをかけてファイナルステージを戦いました。5年前こんな日が来ることを誰が予想したでしょうか。

ベイスターズはファイナルステージで敗れましたが、いよいよ来年は優勝を公言して憚れないほどのステップアップを果たしました。来年、選手は初めて、ファンは19年ぶりとなるしびれる優勝争いが繰り広げられることを切に願っています。






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さらばハマの番長、三浦大輔 今度は指導者として


横浜DeNAベイスターズ初のCS進出の歓喜の熱も冷めやらぬ9月20日、長きに渡って最後の大洋戦士、そして98年のV戦士、そして長きに渡ってエースとして戦ってきた三浦大輔投手が現役引退を表明しました。

三浦投手は、91年ドラフト6位で横浜大洋ホエールズに入団。昔ながらの野球ファンならお馴染みですが、93年より大洋ホエールズは親会社の新CI導入と、メジャーリーグのような市民球団を目指す方針から「横浜ベイスターズ」に球団名を一新しました。つまり三浦選手は、横浜大洋ホエールズとして入団した最後の選手であり、そして2016年までプレーし続けた最後の選手でもあったのです。

そして三浦投手のプロ入り初登板は92年10月7日。この日は、ファンの間から神と崇められてきた大エース、遠藤一彦投手の引退試合であり、戦後より連綿と歴史を重ねてきたホエールズのラストゲームでもありました。奇しくも今のDeNAベイスターズへと繋がっているチームの最大の歴史の潮目に初登板したルーキーが、以降20年以上も球団を支える大投手になるとは思いもしませんでした。

ベイスターズが日本一になった98年前後はともかく、この球団はBクラスが指定席の球団。前人未到の400勝をあげた金田正一投手(国鉄)が実は298敗しているように、弱小チームのエースは勝ち星を挙げるのが実に難しいのです。
快調に投げている日は打線の援護がなく、後半捕まって救援陣に託すと彼らが打ち込まれたり、と少し強い球団ならばもっと勝っていただろうに…と思うこともあります。三浦投手の自己ベストはシーズン12勝、通算成績も172勝、182敗、記録だけを見れば「大エース」としては物足りない部分もありますが、無援護の中を言い訳もせずに孤軍奮闘し続ける姿にファンたちは胸を打たれ、どんなことがあっても声援を送り続けたのです。

そして、三浦投手の一面を最も表しているのは2008年のFA横浜残留だと思います。三浦投手は関西出身、しかも提示した条件は阪神の方が上、しかも優勝の可能性が高いとなると、プロ野球選手としては阪神に移籍するのは当然の結果です。ですから、心情的にはともかくとして、ソフトバンクで成功した内川選手、巨人軍で成功した村田選手を当然の選択をしたまでです。しかし、そこで、あえてファンや仲間たちへの思い、何よりも、横浜で優勝したいという思いで残留を決めた瞬間はファンの間では涙なしでは語れないエピソードとなりました。

こうしてハマの番長として名実ともにチームの顔になりましたが、この時代ベイスターズは末期的な暗黒時代。個々の選手がタイトルを取ったりしても勝負にならず、絶望的な時代を送っていました。このとき三浦選手は30代半ば、そろそろ肉体的な衰えが囁き始めている頃でした。

2010年シーズンは、アナライジング・ベースボールを標榜した監督に就任した尾花監督を以てしても浮上にはつながらず、笛吹けど踊らず黒星を重ねていました。そんな中、FA宣言後の長期契約による安心感もあったのかも知れません。このシーズン、三浦投手は精彩を欠いていました。時折、顔を出す大乱調はある意味三浦投手の持ち味ですので、驚きもしませんが、どうもこの年は「衰えたのかな?」と思わせるほど今一つで、長い二軍生活を送っていました。

私はベイスターズファンとは言え、何度も球場に足を運べる身分ではありませんが、この年、シルバーウィークの最中の9月20日広島戦のチケットを入手できました。予告先発のない時代、各紙の先発予想を覆して尾花監督が用意したサプライズは「先発、三浦大輔」でした。

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しかし、この日の三浦投手の直球の急速は140キロはおろか130キロ中盤にも届かず、変化球も決まらない状態。先発投手の責任は果たせずにマウンドを降りました。写真からわかりますが、シルバーウィークの真っただ中なのに内野席はガラガラ、そして三浦投手が再三招いたピンチの最中にも野手は誰一人として声をかけている様子はありませんでした。これは当時のチーム状況を物語っています。

この時、「番長ももう見納めか」と直感しましたが、三浦投手は不死鳥のように復活。二けた勝利は挙げられませんでしたが、以降34個の白星を重ねました。

この復活劇は三浦投手が引退会見の際の「自分のユニフォームを着ている人を見ると『絶対復活してやる』と思う」言葉に集約しているように思えます。

正直、もっとやって欲しいという思いはあります。しかし、それはプロとして当人の決断ですから、無理にでも納得せざるを得ません。ただ、プロ生活25年間は、きっと辛かった、苦しかった日々の方が多かったと思います。この時代を支え続けてきたハマ大エースに拍手を贈りたいと思います。

三浦投手の「もう一度横浜で優勝したい」という夢は選手として後輩たちが、そして三浦投手自身は指導者として実現して欲しいと思っています。そして、第二、第三の「星を継ぐ者」を育成して欲しいです。
三浦投手、とにかくお疲れさまでした。29日の最終登板で有終の美を飾れることを切に長い、応援したいと思います。











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おめでとう横浜DeNA! 悲願のCS初進出



横浜DeNAベイスターズ、CS進出おめでとうございます。

1998年のセリーグ制覇・日本一に横浜の街が熱狂の渦に包まれてからもう18年が経ちました。当時、優勝の美酒に酔いしれたファンの多くがこの黄金時代が長く続くものと疑っていませんでした。
しかし、高騰する年俸、98年V戦士の度重なる放出など、「驕れる者は久しからず」を地で行くような凋落ぶりで、2002年にはぶっちぎりの最下位に転落。ここから長い長い冬の時代に突入しました。

21世紀、ベイスターズが経験した冬の時代は、非常に根の深い問題を抱えており、一度リセットする必要があることは誰の目にも明らかでした。そのとき、当時の親会社TBSが選択したのが「身売り」で、ゼロどころかマイナスの状態から球団を引き取ったのが、DeNAでした。

ファンからすれば、球団が存続したことに胸をなで下ろした半面、新興IT企業のDeNAが親会社になって「大丈夫か?」という疑念も少なからずありました。しかし、「継承と革新」スローガンに掲げたDeNAは、旧来のチームをそのまま引き継ぐ形で、徐々に改革を推し進めていきました。そして、ファンの疑念を払しょくしたのは地域密着の姿勢とファンサービスでした。

YOKOHAMA STAR NIGHT
YOKOHAMA STAR NIGHT / taka_suzuki


チームの雰囲気は明るくなり、観客動員数は右肩上がり、あとはチームが強くなれば…これが最も肝心なのですが、5年目の最後に残された課題は悲願のCS進出だったのです。
ベイスターズはポストシーズン導入後の出場経験のない唯一の球団、すなわち導入後一度もAクラスになったことがないことを意味します。まずはAクラスに入ること、CSに出場することが、「普通の球団」として認められる第一の壁だったのです。

DeNA参入後、強化の成果は随所に現れていますが、順位は6位、5位、4位、6位と振るわず。強化に向け種をまき、水をやり続けた中畑清監督は志半ばにしてチームを去りました。

しかし、ついに5年目となった今年、9月19日、CS出場が確定しその目標が結実する日を迎えました。まだまだ粗削りなものの、チームは着実に強くなっているように思えます。攻撃は球界を代表するスラッガーに成長した筒香選手を中心にまとまり、投手陣は、山口、久保、井納投手を中心に、今永、石田、砂田投手といった若手が成長し、早々に試合を壊すことが少なくなりました。この球団は監督がコロコロ変わって方針や戦術が一貫しないことが弱さの原因でしたが、中畑監督を引き継いだラミレス監督はチームをきちんと継承した上で自身のエッセンスを注入しているのが見て取れ、球団の一貫した強化方針を見て取ることができます。

4年連続で90敗を超え、100敗も夢ではないとまで言われたセリーグのお荷物球団が、ここまでの躍進を遂げるとはファンも予想だにしていませんでした。でも、冬の時代を知っているだけに勝てば勝つほど不安になるのがファンの性。前回の優勝時と同じような轍を踏むことはないだろうとは思いますが、勝つ喜びをどう表現していいのが分からないのが分からないほど、この球団は勝利の美酒から遠ざかっていたのです。

来月始まるCSは、選手たちも初めての経験ですから浮足立つかも知れません。相手となる巨人、もしかしたら次の広島はペナントレースではほぼ5分の戦いができていますので、思わぬ力を出すかもしれません。長年のファンである私も予測不可能というのが正直なところです。ただ、言えることは、今回のCS出場の経験は球団にとっても選手にとっても掛け替えのないものになるということです。そして来年は目標を聞かれたら「優勝」を公言して憚ることはないのです。

CSまで残されたペナントレースは4試合。この戦いぶりもCSの行方を左右すると思います。手綱を緩めることなくこのままCSまで突っ走ってもらいたいと思います。








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広島東洋カープ25年ぶりのリーグ優勝おめでとう!


9月10日、広島東洋カープが25年ぶりのセリーグ優勝を決めました。歓喜に沸くカープの選手たち、長きに渡って優勝を待ち焦がれていたファンの方々を見て、カープファンではない私も目頭を熱くしました。カープも長い低迷期におり、ファンからすれば、「せめて生きている間に優勝を」とまで思いつめたことでしょう。私が応援しているベイスターズも98年の優勝後3年を待たずして長い暗黒時代が訪れました。負け続けるチーム、出ていく選手たち…心が折れそうになっても応援し続けてきました。優勝こそカープに先を越されましたが、最悪の時代は脱したものの未だチーム再建の最中にあります。こうした暗黒時代があったからこそ、熱い声援を送るカープファンの思うに共感できるのではないかと思います。

カープファンには、横浜スタジアムでさえも「完全アウェイ」と感じてしまうほどに熱く、力強さを感じています。きっと選手たちもこの熱い応援をどれだけ力に変えてきたことでしょう。みなさんの強い願いがついに叶いました。広島ファンの皆さま、本当におめでとうございます。

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DSC_0856 / Ryosuke Yagi


私に中では広島は「強いチーム」です。ちょうど少年期に古葉、阿南時代を過ごしたことが大きな理由なのだと思いますが、相手が嫌がる「いやらしい野球」をし、細かい野球も大胆な野球もできる素晴らしいチームでした。80年代は、高橋慶彦選手、正田選手、山崎選手といった名リードオフマンに、山本浩二選手、衣笠選手が塁上のランナーを片付ける得点パターンが確立していて、投手陣も山根投手、北別府投手、大野投手、川口投手などが看板で「投手王国」と呼ばれた時代もありました。浩二、衣笠が引退した後も、前田智徳選手、野村選手がチームを引っ張り、佐々岡投手が先発に抑えに大活躍していました。ぱっと思い浮かぶだけでもこれだけの名選手を要するチーム、きっとファンの人ならこの数倍を名前が上がるでしょう。他にも名捕手達川選手や炎のストッパー津田投手などなど、目立つ選手だけでなく目立たない選手もきちんと役割を果たしていて本当に脅威のチームだったのです。
「津田を優勝旅行に…」を合言葉に燃えた91年からもう25年も経っていたのですね。

時代に翻弄され、時代が追い付いてきたチームがカープ


90年代以降のカープ低迷の原因は、いろいろとあるかと思いますが、親会社を持たず、生え抜き選手を育てる方針のカープにとって年俸の高騰とフリーエージェント制度は大きな打撃であったと思います。資金力のあるチームが選手を集め、安易に補強をしてしまうようになると「持たざる」球団にとってこれほどきついことはありません。現に、川口選手、金本選手、新井選手、大竹投手などの中心選手がフリーエージェントでチームを去り、シーツ選手、サファテ選手など中米スカウトが血眼になって掘り出した原石までも、他球団にさらわれてしまう、まるで南米のサッカーチームとヨーロッパのチームの関係のような状態になってしまっていました。

金本選手やかつての新井選手のように「優勝できるチームでやりたい」と言って去られたときのファンの思いは筆舌に尽くしがたいと思います。「金のもらえるところを選ぶ」のがプロですから、両選手は野球人として当然の選択をしたと思いますが、やはりファンとしては悲しいですね。しかも、移籍した球団で水を得た魚のように活躍されるとまた悔しい…ベイファンもそんな思いを何度もしています。

冬の時代を経験した広島と横浜の違いは、横浜は資金がなかったわけではなかった。しかし、その方向性がちぐはぐで的外れな補強がどれだけチームに悪影響を与えたでしょうか。金万球団が金ですべてを解決するように横浜も金をかけることで何とかしようとしたのですが、それが「無理」だと悟った瞬間に身売りを選択しました。一方の広島は、「持たざる」者である立場をわきまえて、自前で育てるポリシーを冬の時代もぶれずに持ち続けたことが今年の優勝につながっていったのだと思います。

テレビが多チャンネル時代を迎え、パリーグから地域密着の球団が次々と成果を出すようになり、「巨人さえよければ全ていい」時代は終焉を迎えました。「オラが町」の球団に対する愛着が高まり、広島はこのタイミングでマツダスタジアムへの移転を果たしました。かつての広島市民球場も味わい深いスタジアムでしたが、マツダスタジアムはまるでメジャーリーグを思わせるまさしくボールパーク。老若男女を問わず足を運び楽しめ、心を一つにできる聖地となりました。そこでまるで自分の子の成長を見届けるように育った生え抜き選手が活躍すればそりゃ足を運びますよ!

まさに「持たざる」球団が持たないなりに最高の戦いをして最高の結果を出したのが今年のペナントレースだったと思います。この2年広島カープの精神的柱となった黒田投手にしても、年俸が4分の1になっても戻りたい球団ってなに?と思いますし、「優勝したい」といって出て行った新井選手が戻ってきたとき「どの面さげて」と思ったでしょうが、暖かく迎え入れ、新井選手もその期待に応えてしまう凄さ…。現役時代の終わりを広島で過ごし、今や「昔から広島の人」であるかのように振る舞う、横浜98年日本一の立役者、石井コーチ。よほどカープは魅力あるチームなんだなと思います。

2016年、ぶっちぎりの勢いでセ界を制覇したカープ、育成方針やチーム運営にブレなければきっと強い時代が続くと思います。こうした、カープに学ぶ「持たざる」者の戦い方、様々な分野で学べるこちは大きいと思います。










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