知っとっけ?ブログ

【明日は我が身】北朝鮮に見る組織運営とは?


このところ、北朝鮮のミサイル発射に関するニュースで持ち切りです。餓死者が出るほどまでに人民の生活は困窮しているというのに核開発にひた走るならずもの国家というのが多くの人たちの認識ですが、この国がまだ得体の知れなかったころは、人類の理想を体現した国家と称賛されていたのです。
かつては「地上の楽園」と称賛された進歩主義者の希望は、この国の現実が白日の下に晒されることによって脆くも崩れ去りました。

そんな北朝鮮に君臨するのが金王朝の三代目、金正恩委員長。北朝鮮発の放送では絶大なる人民の尊敬と称賛を集めている指導者と言われているものの、そんなこと誰も信じているはずもなく、北朝鮮は、厳しい情報統制と、見せしめ処刑による反乱分子の抑圧など絶対的権力者による独裁国家であるというのが大方の見方であると思います。

North Korea postcard from Ray Cunningham
North Korea postcard from Ray Cunningham / InSapphoWeTrust


ちょっと前まで金正恩氏の側近で絶大な信頼を受けていた幹部が、ある日突然反逆者のレッテルを貼られ、人民の敵に祭り上げられたあげく残虐刑に処されるなどよくある話ですが、処刑された幹部の少なくないだろう部下や家族はどんな思いかと察するに余りがありますが、金正恩氏にとっては、「自分」にのみ尊敬の目が向いていればいいわけですし、自分以外に尊敬を集める人物がいればそれは邪魔者に他なりません。ですから能力のある人間であっても、注目や尊敬を集めてしまっては面白くないわけです。ですから、何らかの理由をきっかけにして見せしめを行って、自身の身の安全と、後世このような人物が現れないよう手を打っているわけです。

誰もが「明日は我が身」。生き延びるためには金正恩氏の機嫌を損ねないこと。これに尽きるのです。


これってどっかで見たような…


連日のように報じられる北朝鮮情勢を見ていると、ばるでデジャブが起こったような気持になる人もいるのではないかと思います。もちろん口に出すのも恐ろしいことですが…

「北朝鮮って、何だかうちの会社とそっくりだな」

雇われ社長ならともかく、会社を興し、発展させてきた経営者がどれだけ苦労を重ね、同時に恨みを買ってきたか、さらに、権力と引き換えにどれだけのものを失ってきたか…。トータルに考えて、いやどう考えても社長が「エライ」ことは間違いありませんし、社員の戯言など一蹴してしまえばいいのです。なぜなら彼らには権力者として君臨する資格がありますし、それだけの代償を払ってきたのです。

しかしながら、使命感を持って創業した会社も軌道に乗ってくると、プレイングマネージャーから本格的な社長業に勤しまなければいけなくなります。また、多くの場合、社長が味わう苦労は本業以上に「人」にまつわる苦労です。ですから、人に対しては常時疑心暗鬼になっていると考えて間違いないと思います。

そういった中で、自身の権力を維持もしくは増進させ、かつ不満分子の芽を摘むための組織運営があるとすれば、それがモデルかは別として北朝鮮と似通ってしまうのは目的が同じならば至極自然な流れなのかも知れません。

傾向としてはこんな感じでしょうか?

1.能力の高い人ほど訳の分からない理由でいつか失脚させられる
2.社内メディア(ウェブサイト、社内紙、研修等)は基本的に自画自賛、経営者への賛辞に溢れている
3.公式な社史は進歩史観、闘争史観的
4.人事は社長の匙加減で決まることが多い
5.批判に関しては厳しいが密告に関しては門戸が開かれている
6.社員の内面やプライベートに土足で踏み込む傾向にある
7.会社や経営者への全人格レベルの忠誠を求められる
8.去った人は裏切り者い
9.忠誠を誓った人たちの士気が偉く高い


挙げればキリがありませんが、これくらいにしておきましょう。

会社を進化発展、拡大させていくには自身より能力のある人を集め、どんどん権限移譲していかなければなりません。それができなければいつか頭打ちになります。そのときの規模が、独裁国家を運営する社長の器であると言えます。

何かの間違いで、このような独裁国家に入社してしまったとしても、社長にさえ従順であればひとまず安泰です。ただ、賃金に跳ね返るような結果を残せる人はいつしか社長の座を脅かす危険人物のレッテルを貼られかねないので、あまり高待遇を望むと、明日は我が身かも知れません。

もし、自分のいる会社が「北朝鮮みたいだな」と感じたら、選択肢は二つ、とことんその色に染まる、もしくは新しい道を模索するしかありません。頑張ったところで失脚させられる可能性もあるし、残ったところで低値安定の可能性も否めませんが…

ただひとつ、北朝鮮と違うところは、北朝鮮から逃れるには亡命という命懸けの手段が必要ですが、北朝鮮みたいな会社ならば、辞めたところで社内ではけちょんけちょんかも知れませんが、決して命まで取られることはありません。

よく「ブラック企業」に苦しむ人が次もブラックだったらどうしようと転職活動に不安を抱えている話を聞きますが、「北朝鮮みたいな企業」に勤める人はきっと、それを嗅ぎ分ける嗅覚を身に付けているはずです。







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